ティソが世界自動車耐久レースに参加するシグナテック・アルピーヌをサポート|TISSOT
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WEC参戦のシグナテック・アルピーヌをサポート
世界的な腕時計メーカー「ティソ」は、FIA(世界自動車連盟)が公認するレース「WEC」に参戦するフランスの「シグナテック・アルピーヌ」チームをサポートしている。ティソといえば、世界的なバイクレースMOTO GPのオフィシャルタイムを担当していることは、知られているが、自動車レースにおいても参加するチームをサポートしている。
Text by KAKIHARA Takayoshi(OPENERS)
「WEC」とは、2012年、FIA(世界自動車連盟)がル・マン24時間耐久レースを主催するACO(フランス西部自動車クラブ)と協力し、F1、WRC、WTCC、FIA-GTに次いであたらにスタートさせた世界選手権のこと。シルバーストーン(イギリス)をはじめ、ル・マン24時間(フランス)、ニュルブルクリンク(ドイツ)など世界全8レースで争われる。正式名称はFIA World Endurance Championship(世界耐久選手権)。日本での正式名称は「2015 FIA世界耐久選手権 第6戦 富士6時間耐久レース」。その世界的なレースが2015年10月9日に富士スピードウェイで開催された。
WECに参加できるクラスは、全部で4つあるが、ティソがスポンサードする「シグナテック・アルピーヌ」は、このうち「ルマン プロトタイプ2(LMP2)」という競技専用のプロトタイプカーのクラス。レギュレーションは自然吸気エンジンの場合、5リットル8気筒まで。ターボ、スーパーチャージャーの加給式の場合は、3.2リットル、6気筒まで。車両最低重量はすべて900kg以上。燃料タンクは75リットルなど。
参加した「シグナテック・アルピーヌ」のマシンのスペックは、ルマン24時間でも活躍したNISSAANのV8自然吸気の4.5リットルエンジンVK45DEを搭載。シャシーはアルピーヌ A450B。
そのほかに「ルマン プロトタイプ 1」というクラスがあり、こちらも興味深い。というのもハイブリッドシステムを搭載したマシンも参加でき、自動車メーカーが参加しているからだ。エントリーしたのは、日本が誇るトヨタのほか、アウディ、ポルシェなども参加。耐久レースで最先端の技術力が試されるレースでもある。
レースの結果は、ティソがスポンサードした「シグナテック・アルピーヌ」は、総合10位、クラス2位を獲得。天候の変化する難しいレース展開にもかかわらず、ドライバーの力量とチーム力が実を結んだ。
このWECは、2016年は11月で全レースが終了する。そして、2016年も全8戦が開催される予定。第1戦は、4月16日イギリス・シルバーストーン。そして日本では、10月16日富士スピードウェイで開催される。世界3大モータースポーツレースである「ル・マン24時間」を走った勇姿を日本でも見られる絶好の機会。モータースポーツを支援する時計メーカー「ティソ」とWECを今後も注目していきたい。
ティソ/スウォッチ グループ ジャパン
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