BLANCPAIN|ランボルギーニとのコラボレーション
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2015年5月1日

BLANCPAIN|ランボルギーニとのコラボレーション

BLANCPAIN|ブランパン

ブランパンとランボルギーニのコラボレーションが生んだ

「ランボルギーニ・ガヤルドLP 570-4ブランパン・エディション」が登場

2009年にスタートした、ブランパンランボルギーニの提携による世界初のワンメイクレース「ランボルギー二・ブランパン・スーパー・トロフェオ」。2010年の今年、特別仕様のスポーツカー「ランボルギーニ・ガヤルドLP 570-4ブランパン・エディション」が製作された。

Text by OPENERS

互いの深い絆を表現したスポーツカー

今年の春のバーゼルフェアにて発表された「L-エボリューション スーパー トロフェオ フライバック クロノグラフ」。このモデルはランボルギーニ・ガヤルドをイメージして製作された、ブランパンとランボルギーニによるコラボレーションクロノグラフだ。9時位置の12時間計のランボルギーニのエンブレムの形や車体に記されたナンバーを彷彿とさせる赤のインデックス、チェッカーフラッグをモチーフにしたローター、そしてシートとおなじアルカンターラ素材のストラップなど、随所にランボルギーニ・ガヤルドを彷彿とさせるデザインがほどこされている。これは、昨年スタートしたワンメイクレースシリーズの「ランボルギー二・ブランパン・スーパー・トロフェオ」を記念して製作された限定モデルだが、2010年の今年、特別仕様のスポーツカー「ランボルギーニ・ガヤルドLP 570-4ブランパン・エディション」が製作された。

「ランボルギーニ・ガヤルドLP 570-4ブランパン・エディション」は、スーパー・トロフェオのレースカーを100パーセント公道走行に適する仕様へと仕上げたモデル。限定生産となるガヤルド・ブランパン・エディションの第1号車は、9月26日(日)にヴァレルンガの「ピエロ・タルッフィ」サーキットでおこなわれたランボルギーニ・ブランパン・スーパー・トロフェオの最終戦において初披露された。

アウトモビリ・ランボルギーニの社長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン(左)とブランパンの社長兼CEO、マーク・A・ハイエック(右)

最大限の安定性を生む強力なリアスポイラーや最適なベンチレーションを実現するエンジンカバーは、世界最速のワンメイクレースシリーズに参戦するレースカーから直接取り入れた仕様。このブランパン・エディションでは“スコルピウス”ホイールを装備し、黄色い塗装のブレーキキャリパーとカーボンセラミック複合素材製のディスクを採用している。ディフューザーやミラーケーシングなどの外付けコンポーネントに使われているカーボンファイバーはマットブラックの塗装とマッチさせるなど、時計同様にシックで鮮烈な印象を意識したデザインがほどこされている。

またガヤルドのスポーティーな性格を強調した内装は、ドライバーや助手席・後部座席に乗るひとが快適に過ごせるつくり。内装全体は黒いアルカンターラに黄色いアクセントを配し、カーボンファイバーが見えるように仕上げられている。ブランパンのロゴは車体の外装のほか内装のシートとコックピットにも黄色で刺繍されており、このクルマがコラボレーションモデルであることが随所で語られている。搭載エンジンは、スーパーレジェーラ・シリーズの市販車とおなじ570PS V型10気筒ユニット。四輪駆動ならではのトラクションがどんな状況下でも完璧な安定性を確保してくれる。またこの「ランボルギーニ・ガヤルドLP 570-4ブランパン・エディション」は乾燥重量がわずか1340kg。ランボルギーニの公道用乗用車のなかでも、最軽量を誇っている点にも注目したい。

ブランパンはランボルギーニのクルマも参戦するFIA GT1世界選手権で公式計時を担当するなど、レースの世界にも縁が深い。今年7月にベルギーの「スパ・フランコルシャン・サーキット」でおこなわれた新生GT1世界選手権シリーズでは、リカルド・ゾンタ(元F1ドライバー)とフランク・ケーヒルが乗るランボルギーニが初優勝を遂げたばかりだ。さまざまなシーンで深いかかわりを見せてくれる両社のコラボレーション。今後もその展開から目が離せない。

「L-エボリューション スーパー トロフェオ フライバック クロノグラフ」

自動巻、TIケース×アルカンターラストラップ、40時間パワーリザーブ、ダイヤル・ラグはカーボン、世界限定600本、199万5000円

ブランパン/スウォッチ グループ ジャパン
Tel. 03-6254-7150

           
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