エルメスの自由な発想。未来的な流線形フォルムの「ギャロップ ドゥ エルメス」|HERMÈS
WATCH & JEWELRY / SIHH&BASEL
2019年2月28日

エルメスの自由な発想。未来的な流線形フォルムの「ギャロップ ドゥ エルメス」|HERMÈS

HERMÈS|エルメス

ダイナミックな上下非対称ケースを特徴とする
「ギャロップ ドゥ エルメス」

馬具工房として設立されたエルメスの歴史を思い起こさせる、鐙(あぶみ)型からインスピレーションを得て、そのフォルムをフューチャリスティックに昇華した「ギャロップ ドゥ エルメス」がリリースされた。

Text by OZAKI Sayaka

未来的な流線形のフォルムが、光の効果をコントロール

「ギャロップ ドゥ エルメス」は、エルメスのコンセルヴァトワールが収蔵するハミ(乗馬の際に馬の口に含ませ手綱につないで馬を制御する道具)や鐙(あぶみ)などの馬具を、デザイナーのイニ・アーシボングが注意深く観察し、その細部から得られたインスピレーションを元にデザインされた。

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© Joël Von Allmen

特徴は、ダイナミックな上下非対称のケースとインデックスだ。インデックスのアラビア数字は、前から見ると徐々に数字が広がり、そして小さく細くなり、フェイスに遠近感を生み出す。また、光に呼応する伸びやかな流線形のフォルムは、角に丸みを持たせるなど人間工学の観点からも目に優しいデザインでもあるのだ。

イニ・アーシボングは「私は今回、光という素材に向き合いました。光を捕らえることができるフォルムを生み出すため工夫を重ね、光の効果をコントロールできる流線的なフォルムと、フューチャリスティックなラインをデザインすることができました」と語った。

「ギャロップ ドゥ エルメス」は馬具というオブジェに宿る創意工夫、技術、バランスの美しさをもとに、エルメスらしい自由な発想で未来的な流線形の新しいフォルムへとデザインされた、過去から未来へと継承されるエレガンスをまとったウオッチなのだ。

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© Calitho

ギャロップ ドゥ エルメス

ムーブメント|クオーツ
ケース径|40.8mm×26mm
ケース素材|SSまたは18KPG(それぞれダイヤモンドセッティングなしとありの2種類にて展開)
ストラップ素材|カーフまたはアリゲーター
防水|3気圧
予価|41万7000円〜(税別)
発売|2019年6月頃予定

問い合わせ先

エルメスジャポン

Tel.03-3569-3300

http://www.hermes.com

           
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