「ブレゲ タイプ XXI 3817」限定モデルがブレゲ ブティック銀座にて取り扱い開始|BREGUET
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ワンランクアップのヴィンテージ感、そして
個性が際立つ「ブレゲ タイプ XXI 3817」ローズゴールド
バーゼルワールド2018で発表された世界限定数111本の「ブレゲ タイプ XXI 3817」ローズゴールドケースが、いよいよブレゲ ブティック銀座に入荷した。入荷本数は明らかにされていないが、僅少であることは間違いなく、日本ではブティック銀座限定で販売される。
Text by OZAKI Sayaka
航空機製造の歴史とオリジナル・デザインが受け継がれたモデル
ブレゲは時計製造以外に、航空の世界でも大きな功績を残している。
創業者の孫であり5代目にあたるルイ-シャルル・ブレゲは、一族がそれまでに開拓していなかった航空の分野において、時計師の革新的なスピリットを不滅のものにしたのだ。
ルイ-シャルル・ブレゲは、ヘリコプターの原型と呼ばれるジャイロプレーンを開発し、1916年には航空機「ブレゲXIV」も開発。1917年から'26年に、ブレゲはこの伝説的な航空機をおよそ8000機製造し、コックピットの計器に用いるクロノグラフを開発。そして1935年にブレゲは初の腕時計クロノグラフを製作、’54年にはフランス海軍航空部隊の依頼を受けて「タイプXX(トゥエンティ)」を製造した。このモデルは’80年代初頭までフランス空軍と海軍航空部隊の装備品になっていた有名なクロノグラフである。
2016年、ブレゲはSSケースにスレートグレー仕上げダイアルを組み合わせたクロノグラフ「タイプXXI(トゥエンティワン)3817」によって、この歴史的なコレクションを拡充。「タイプXXI(トゥエンティワン)3817」のヴィンテージ感溢れるルックスには、「タイプXX」の歴史に根差すオリジナルデザインが残された。
そして2018年、ブレゲは「タイプXXI(トゥエンティワン)3817」限定モデルをバーゼルワールド2018で発表。その外装は、18KRGケースにブラックダイアルの組み合わせとなった。自動巻きクロノグラフムーブメントには、1954年の「タイプXX」から受け継がれたフライバック機能が搭載されている。
この「タイプXXI 3817」では、センターのクロノグラフ針で秒単位を計測するだけでなく、分の積算表示も同軸のセンター針で行なわれる。そのほか6時位置に12時間積算計と日付表示、3時位置にデイ/ナイト表示、9時位置にスモールセコンドを配し、多針の複雑顔による魅力を備えている。また「タイプXX」シリーズ初のサファイアクリスタルによるシースルーバックが採用され、ムーブメントを見ることができるようになった。限定のローズゴールドは日本では、唯一のフラッグシップショップであるブレゲ ブティック銀座でのみ取り扱われ、既に入荷が始まっている。この機会をお見逃しなく。