誕生から四半世紀を迎えたシーマスター ダイバーがフルモデルチェンジ|OMEGA
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初代モデルをオマージュする2500本限定モデルも発表。
新たに生まれ変わった「シーマスター ダイバー 300M」
オメガは2018年新作としてデザインを一新した「シーマスター ダイバー 300M」を発表した。
Text by YANAKA Tomomi
初代モデルに採用された波模様もレーザー加工によって復活
1993年の発売以来、多くのファンに愛されてきたダイバーズウオッチ「シーマスター ダイバー 300M」。ジェームズ・ボンドが長年愛用したことでも知られるこのアイコンウオッチが今年、進化を遂げた。
新作はSSモデルが6種類、SSとゴールドのコンビが8種類の計14機種。ケース径はいずれも42mmで、自動巻き(キャリバー8800)を搭載し、マスター クロノメーター認定を取得した。
外観のデザインは細部にまでこだわりが。そのひとつとして、セラミック製ベゼルには電鋳処理による18Kセドナゴールド、もしくは白さと耐久性向上のためのホワイトエナメルによるダイビングスケールが採用された。ダイアルにもポリッシュ仕上げのセラミックが用いられ、初代モデルの波模様もレーザー加工によって復活。ダイアルカラーはブラック、ブルー、グレーを用意している。
インデックスにはスーパーミノルヴァを塗布。日付窓を6時位置に移動させることで視認性を高めたほか、ヘリウムエスケープバルブは、操作性を確保するため、円錐形とするなどの変更点も加えられている。
ブレスレットはクラシックタイプのメタルブレスレットのほか、ブラックもしくはブルーの一体型ラバーストラップも選択できる。
また、オメガでは初代「シーマスター ダイバー 300M」をオマージュする「シーマスター ダイバー 300M マスター クロノメーター チタン タンタリウム リミテッドエディション」を2500本限定でリリース。
初代モデルに用いられたタンタリウムは、独特のブルーグレーが特徴だった。
それゆえ、今回の限定モデルではベゼルとブレスレット中央の結合部にタンタリウムを用いて、初代モデルのニュアンスを再現。チタンとの絶妙なカラーコントラストを生み出している。