愛らしく、華やか。はかなく、ただそこに佇むスカルに込められた想い|DIOR
DIOR|ディオール
“メメント・モリ”“カルペ・ディエム”の思想を反映。
スカルをモチーフにした新作「Tête de Mort(テト ドゥ モール)」
ディオールは、スカルをモチーフにしたディオール ファイン ジュエリーの新作コレクション「Tête de Mort(テト ドゥ モール)」を発表。リリースを開始した。
Text by YANAKA Tomomi
一見しただけでは、解けぬ謎
ディオール ファイン ジュエリーのアーティスティック ディレクター、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手掛けた新作「Tête de Mort(テト ドゥ モール)」コレクション。
人生を大いに楽しむ、今という時を大切に生きるという意味を持つラテン語の“メメント・モリ”や、“カルペ・ディエム”を再解釈し、スカルをモチーフにしたリングやネックレスへと花開かせた。
このスカルには、一見しただけでは解けぬ謎が秘められている。
イエローゴールドとアメジストのスカルには、クリスチャン・ディオールのラッキーモチーフである四葉のクローバーが。またホワイトゴールドとブルーカルセドニーのスカルには、クチュリエが愛した花のひとつ、すずらんの花の冠が飾られた。ちなみに彼はすずらんをジャケットのボタンホールに挿して身に着けたり、オートクチュールのドレスの縁に忍ばせていたという。
選ばれた3種類の石にも心理的な意味が。カルセドニーの深いブルーは強さ、ピンククオーツには安らぎ、アメジストには調和を象徴。メゾンにより、自然な柔らかい色合いと完全な色相のものだけがセレクトされ、スカルは細部まで熟練の職人により手彫りされている。
自身の著書の中で「仕事や愉しみ・何をするにしても、情熱を持ってやりなさい! 情熱を持って生きなさい!」と語っていたクリスチャン・ディオール。新作コレクションは“メメント・モリ”や“カルペ・ディエム”の哲学を実践し、何事にもチャレンジしてきたムッシュ ディオールと私たちとを繋いでくれるジュエリーとなるだろう。
ネックレス
素材|PG、ダイヤモンド、ピンククオーツ
価格|115万円(税別)
ネックレス
素材|YG、ダイヤモンド、アメジスト、ツァボライトガーネット
価格|130万円(税別)
ネックレス
素材|WG、ダイヤモンド、アメジスト、ブルーカルセドニー
価格|145万円(税別)