「ロンジン」のエレガントなウォッチコレクションを着崩す|LONGINES
LONGINES|ロンジン
「ロンジン」のエレガントなウォッチコレクションを着崩す
スイス・サンティミエを拠点に、“エレガンス”、“伝統”、“パフォーマンス”をテーマに時計作りを続けてきたウォッチブランド「LONGINES(ロンジン)」は、今年創業185周年を迎える。数多くの世界的なスポーツイベントのタイムキーパーとして、また国際的なスポーツ連盟のパートナーとしても長い経験を持ち、美しくエレガントなタイムピースを生み出すことでも名高い。今回は祐真朋樹・弊誌編集大魔王が、ロンジンのコレクションの中から「ロンジン マスターコレクション」「ラ グラン クラシック ドゥ ロンジン」「コンクェスト」の3シリーズ、計9本のウォッチの付けこなし術を提案する。ファッションに合わせて時計も着替えてみてはいかがだろうか。
Direction and Styling by SUKEZANE TomokiPhotographs by YABUKI Takemi (W)Hair by TSUKUI Hiro (Perle management)Model by Andre MAROT (EXILES Model Management)Text and Edit by ANDO Sara, TSUCHIDA Takashi (OPENERS)
服を着替えるように、時計も着替える
「1878年には馬と騎手が刻まれたクロノグラフ機能のついた懐中時計の生産を始めたというロンジン。そもそも競馬には、きちんと正装した貴族の娯楽としての伝統や文化があります。ロンジンにはドレス感や、ジェントルマンの品格があるブランドなので、服のコーディネートにも全体的にジェントルマンを意識しました。もう一点、今回、裏に掲げたテーマが“相反する要素を組み合わせる”ことだったので、洋服、時計、モデルの雰囲気、髪型……それぞれに意外性を持たせつつも総合的に見てカッコいい仕上がりを目指しました」。祐真朋樹のスタイリングを参考にしながら、時計とファッションを着せ替えて、自分にあったスタイルを探してみて欲しい。
ロンジン マスターコレクション
ロンジンの技術力を惜しみなく注ぎ込み、伝統的ディテールを用いて現代のエレガンスを表現した「ロンジン マスターコレクション」。このタイムレスな意匠際立つモデルに、ニューカラーが登場した。定番のブラック以外に新色のグレー、ブルーの文字盤を搭載したこれら新作群は、ビジネススタイルまでも守備範囲に収める汎用性の高さがポイント。ローマ数字もしくはバーインデックスにより、品格の高さを漂わせている。このミニマルでエレガントなコレクションは、ネイビーのスーツをメインに3スタイル提案する。
ラ グラン クラシック ドゥ ロンジン
ロンジンが誇る薄型時計「ラ グラン クラシック ドゥ ロンジン」は、1992年に誕生。そのフォルムは、名コレクションとして名高い「アガシ」から受け継がれたものだ。クオーツモデルは僅か4.40mm、自動巻きでも7.05mmの薄さを実現し、繊細かつシャープなシルエットを具現している。文字盤では多彩なバリエーションを誇り、なかにはダイヤモンドをセットしたプレシャスなモデルまで登場している。今回紹介する3つのカテゴリーの中で一番エレガントなこのコレクションには、軽快でありながら、どこかハードボイルドなセクシーさを持つトレンチコートを合わせたい。
コンクェスト
ロンジンならではのスポーティ・エレガンスを表現する「コンクェスト」。このシリーズはステンレススチールとセラミック素材を用いて時計を小キズから守り、またスポーツマンの要求を満たす優れた技術特性を与えている。そしてスポーティなモデルでありながら、洗練された美しさを備えているのも 「コンクェスト」の魅力のひとつ。トーンを抑えた落ち着いた色使いにより、シーンを選ばず使用できる。このスポーティなシリーズには、ワイルドなレザーライダースジャケットを合わせてこなれ感のある着こなしを。