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福岡県の玄界灘の洋上に浮かぶ沖ノ島。
周囲4キロメートルの小さな島が、ユネスコの世界文化遺産登録で脚光を浴びている。
そんな沖ノ島を写真家であり作家の藤原新也氏が撮影した写真展が、7月19日(水)から8月1日(火)までの期間、東京の日本橋高島屋で開催されている。
一般の人の入島は厳しく制限され、入島の際には海水で禊をしなければならないという沖ノ島。
一木一草一石でも島外にもちだしてはならないという掟は今も守り続けられている。
この島は、古代4世紀後半から9世紀にかけて大和朝廷による国家祭祀が執り行われる重要な場所だった。
そして、今でも宗像大社の神職が一人で毎日祈りを捧げる神聖な場所だ。


また、島から出土したご神宝約8万点が国宝に指定され、沖ノ島は「海の正倉院」とも呼ばれている。
本展では、写真家であり作家の藤原新也氏が撮影した、神々しく幻想的な島の光景と国宝の数々を写真約70点で紹介。
知られざる島の様子を垣間見ることができる貴重な機会だ。
沖ノ島 神宿る海の正倉院
-撮影 藤原新也-
会期|7月19日(水)~8月1日(火)
会場|日本橋高島屋8階ホール
入場料(税込)|一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
入場時間|10:30~19:00(19:30閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)

問い合わせ先
日本橋高島屋
03−3211−4111