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日本が誇るポップアートの奇才、田名網敬一(たなあみ けいいち)の脳内を覗くプログラム「越境者の白昼夢/田名網敬一の現在」が、ライブストリーミングサイト「DOMMUNE(ドミューン)」で1月26日(木)に放送される。
貴重なイメージが多数登場
田名網敬一は、1936年東京生まれのグラフィックデザイナー。
武蔵野美術大学デザイン科を卒業後、1991年より京都造形芸術大学教授を勤め、その後メディアやジャンルの境界を横断して精力的な創作活動を続けている。
伝説的ロックバンド「モンキーズ」や「ジェファーソン・エアプレイン」のアルバムジャケットに作品を提供するなど、日本におけるサイケデリックアート、ポップアートの先駆けとして語られる一方で、今日の現代美術における「アートとデザイン」「アートと商品」「日常と美の関係」といった主要な問題に挑戦を続けてきた先覚者としても再評価が進む。
最近では、2011年にファッションデザイナーのルシアン・ペラフィネとコラボレーションをしたり、海外展の開催、著書出版など、80歳を過ぎた今でも創作活動への情熱は冷めることを知らない。

26日に放送されるプログラムでは、半世紀ぶりに倉庫から発見されたコラージュ作品や、叔父のコレクションを散りばめた圧巻の作品群、不眠症になるまで40年間も書き綴った夢日記など、貴重なイメージが多数見られる、ファンにとってはたまらない企画だ。
DOMMUNE
(http://www.dommune.com/reserve/2017/0126/)
田名網敬一
(http://keiichitanaami.com/)