沖縄食材とラテンの融合⁉ ありそうでなかったリゾート料理に魅せられる|TRAVEL
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2021年9月14日

沖縄食材とラテンの融合⁉ ありそうでなかったリゾート料理に魅せられる|TRAVEL

TRAVEL|HIYORIオーシャンリゾート沖縄

HIYORIオーシャンリゾート沖縄に誕生した新グルメスポット。その料飲設備を探訪

すべての客室に、簡易キッチンが備えられている「HIYORI オーシャンリゾート沖縄」ですが、じつはレストランも充実しています。リゾートのメインダイニングであり、オールデイダイニングでもあるのが「ヒルサイド グリルレストラン」。宿泊していなくても、もちろん利用できるので、恩納村エリアにステイする際にはまた足を運びたい、そんなレストランです。

Text by HASEGAWA Aya

ラテンの風土も取り入れた、テクスメクス料理がコンセプト

ランチには、石垣島産のブランド和牛である美崎牛を使った「HIYORIバーガー」(2000円)が人気。ジューシーなパテはもちろん、ブリオッシュのようなふわふわなバンズも美味でした。付け合わせのポテトは200円を追加してトリュフポテトにすることもできるのですが、これが食べだしたら最後、ノンストップで食べ続けてしまう危険なヤツでした。
そして、メニューを眺めていると、あることに気づきます。「本日鮮魚のメキシカンスパイシーグリル」「バハスタイルフレッシュタコス」「エンチラーダ」など、随所にラテンのエッセンスを感じるのです。聞けば、沖縄は、米国のマイアミとほぼ同じ緯度ということで、ラテンの風土も取り入れた、テクスメクス料理をコンセプトにしているのだとか。
ディナーは、コース(6000円)を選択しましたが、このコースがかなりお値打ちでして。冷たい前菜は、地元漁港で水揚げされたミミジャーという白身魚を、タンカンのソースでいただく「鮮魚のセヴィーチェ」。味わいもルックスも爽やかな逸品で、この後の展開に期待が高まります。
温前菜は、アオサを煮込んだソースが印象的な「フォアグラ寿司 アーサと煮詰めのソース」。「カジキマグロとウイキョウのアーリオ オーリオ」も、沖縄のリゾートにいることを実感できる逸品です。
メインの「美崎牛サーロイングリル 50年熟成バルサミコソース添え」(+3000円)。は、とろけるようなお肉はもちろん、年代物のバルサミコの香りの高さに悶絶です。
デザートは、スタッフに「絶対おすすめです!」と力強くプッシュされた、「バスクチーズケーキ」。現地の味を再現すべく、試行錯誤を重ねたとのこと。ひとつひとつの料理に「ヒルサイド グリルレストラン」ならではの個性が加味され、そして旨し! うーん、メニューの片っぱしから食べてみたいです。
ブッフェスタイルの朝食も沖縄感満点。ジューシーや沖縄そばなどはもちろん、美ら島の島豚ソーセージ、琉球粥、島野菜とひよこ豆のタルティーヌといった、「これは試してみるしかない!」というメニューがずらりと並び、テンションが高まります。
オープンからまだ半年のリゾートにもかかわらず、某旅行予約サイトの「全国×朝食が人気の宿 TOP100」の全国1位に輝くという快挙も納得。数日間、連続で利用しても飽きないんじゃないでしょうか。
料飲施設は、そのほか、夕日の見える「ステーキハウス」や「カフェ&バー」、「プールサイドバー」「デリ&スイーツ」を用意。「カフェ&バー」では、ハッピーアワーを設けていて、その時間は無料でソフトドリンクがいただけます。
あー、トリュフポテトをまた食べたい。でもカレーも気になるな。そもそもまだ足を運んでいない、ステーキハウスもトライしないと……なんて、夢は膨らみます。とにかく、美食スポットとしてもアドレスに加えておきたいリゾートであることは間違いありません。

HIYORIオーシャンリゾート沖縄

  • 住所|沖縄県国頭郡恩納村仲泊1055-1
  • 電話|ホテル098-965-1600、レストラン098-923-1634
  • 全204室、スイートルーム1泊朝食付2名利用時1人あたり閑散期17,800円、繁忙期 52,800円(いずれも税込)
問い合わせ先

HIYORIオーシャンリゾート沖縄
Tel.098-965-1600
https://okinawa-hiyoriocean.jp