MUSIC|『JAZZ WEEK TOKYO 2014』が開催
MUSIC|UA×菊地成孔のリユニオンなど豪華企画が満載
大人が愉しむジャズ『JAZZ WEEK TOKYO 2014』開催
“大人のためのジャズ”を打ち出す『JAZZ WEEK TOKYO 2014』が4月3日(木)~6日(日)、14日(月)、15日(火)に渋谷のBunkamura オーチャードホールで開催される。豪華なラインナップで贈るここでしか見られないスペシャルな共演など、見逃せない企画が目白押しだ。
Text by YANAKA Tomomi
国内外のビッグネームがぞくぞく登場
『JAZZ WEEK TOKYO』は2013年にスタートした、渋谷発のジャズイベント。2回目の開催となる今年は、Bunkamura オーチャードホールを舞台に、大人のジャズ・エンタテインメントを盛大におこなう。
初日、4月3日(木)の公演を飾るのは、UAと菊地成孔のリユニオンだ。
2006年に「UA×菊地成孔」としてリリースしたアルバム『cure jazz』がヒットを記録し、大きな話題となったふたりのコラボレーション。7年の時を経て、ふたたびステージに蘇ることとなった。当日は、ジャズ・スタンダードと菊地のオリジナルを中心とした楽曲が奏でられる。
4月4日(金)には、ロックギターのカリスマCharが登場。「私が聴いてきた1960~70年代前半のリズムの基本にはスウィングがある」と語るCharがエレクトリックギターをスウィングさせる。また、前田憲男のスペシャルビッグバンドと綾戸智恵、さらに戦後の日本音楽史を築いてきた原信夫の豪華な共演も実現。
海外からのゲストもまた、超豪華。コンテンポラリージャズ界最高のギタリスト、リー・リトナーとキーボーディストのデイブ・グルーシンがタッグを組み、アントニオ・カルロス・ジョビン没後20年を記念した「ブラジル・プロジェクト」として参戦する。バンドメンバーにジョビンの実子であるダニエル&ルイーザ・ジョビンを、そしてゲストに日本が誇るボサノバの歌姫、小野リサを迎え、ジャズとボサノバの蜜月を存分に楽しめる贅沢なひとときを贈る。
そして最終プログラムとなる4月14日(月)、15日(火)2日間の公演をおこなうのは、80歳を迎えた巨匠、ウェイン・ショーターだ。前回につづき、「ウェイン・ショーター カルテット」としてステージを披露。現代のジャズ界におけるもっとも優れたドラマーのひとりとして名高い、ブライアン・ブレイドを迎えての演奏が繰り広げられる。
『JAZZ WEEK TOKYO 2014』
期間│4月3日(木)~6日(日)、14日(月)、15日(火)
会場│Bunkamura オーチャードホール
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
Tel. 03-3477-9111
チケット一般発売│1月25日(土)10:00~
http://jazzweektokyo.com
<プログラム>
4月3日(木)
『cure jazz reunion』
UA×菊地成孔
4月4日(金)
『エレクトリックギターの夕べ』
Char
4月5日(土)
『A.C.ジョビンに捧ぐ』
リー・リトナー&デイブ・グルーシン “ブラジル・プロジェクト”
ゲスト:小野リサ
4月6日(日)
『My Way』
綾戸智恵 with 前田憲男スペシャル・ビッグバンド
ゲスト:原信夫
4月14日(月)、15日(火)
『80th Anniversary Concert』
ウェイン・ショーター・カルテット
feat.ジョン・パティトゥッチ、ダニーロ・ペレス、ブライアン・ブレイド