DJ松浦俊夫初の自己名義アルバム『LOVEPLAYDANCE』|MUSIC
LOUNGE / MUSIC
2018年5月7日

DJ松浦俊夫初の自己名義アルバム『LOVEPLAYDANCE』|MUSIC

MUSIC|松浦俊夫氏のソロ・プロジェクト「TOSHIO MATSUURA GROUP」

クラブジャズの未来を託したカヴァーアルバム

松浦俊夫氏のキャリアにおける大事な楽曲をセレクトしたアルバム『LOVEPLAYDANCE』。自身のキャリアを振り返る、そして未来にクラブジャズの魅力を伝えるということがテーマだ。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

松浦氏のキャリアにおけるマイルストーン・ナンバーを収録

1990年代に「United Future Organization(U.F.O.)のメンバーとして日本におけるクラブカルチャーの礎を築いたDJ/プロデューサー、松浦俊夫氏。U.F.O独立後も精力的に世界のクラブやフェスティバルで活躍し続け、日本が誇るワールドクラスDJのひとりだ。

この度、初めての自己名義アルバムを製作。単身ロンドンに渡り、盟友であるDJ、ジャイルス・ピーターソン氏監修のもと、現地の若手精鋭ミュージシャンと組んでレコーディングを敢行。

松浦氏自身のDJキャリアにおけるマイルストーン的楽曲7曲をピックアップし、カヴァーした楽曲を収録。1990年代~2010年代まで幅広いクラブ・ヒッツをセレクトした。

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さらにU.F.O.在籍時の代表曲「Loud Minority」の進化形といえる新曲「L.M.Ⅱ」も収録。自身が心躍らせてきた音楽へのトリビュート・アルバムとなっているトラックだ。またクラブジャズの魅力を若い世代に引き継ぐ目的も込められているという。

本アルバムについて松浦氏は「コンセプトは、私が1980年代後半にロンドンからやってきた“ジャズで踊る”ムーブメントで人生を大きく変えられ、そして自身がU.F.Oとしてそのシーンを日本で作り、そこでこれまでDJとして活動してきたなかで私に多大な影響を与えてきれたマイルストーン的楽曲をカヴァーするというものです。

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クラブジャズの誕生から30年が経ち、これまで多くの名作が生まれてきましたが、特に日本では若い世代にシーンがうまく引き継ぎが出来ておらず、これを機にこれらの作品及びアーティストが再評価されることを願っています。これはイギリスにおいても当時のアーティストらが再び注目を集めていることにも関連していると思っています。ただ単なるノスタルジックな気持ちになるようなものではなく、現在そしてこれからのシーンを牽引するアーティストたちを巻き込んで作りました」と語った。

LOVEPLAYDANCE
価格|3240円
https://www.universal-music.co.jp/toshio-matsuura-group/products/uccj-2153/

           
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