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2015年1月17日
MUSIC|ラブストーリーを坂本龍一とコトリンゴの音楽で彩る
MUSIC│ラブストーリーを坂本龍一とコトリンゴの音楽で彩る
映画『新しい靴を買わなくちゃ』オリジナルサウンドトラック
10月6日(土)から全国ロードショーを迎えた中山美穂、向井理主演のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』。坂本龍一を音楽監督に迎え、シンガーソングライターのコトリンゴが音楽を担当するという贅沢なサウンドトラックが完成した。
Text by YANAKA Tomomi
音で旅する映画の世界観
妹に付き添ってパリ観光にやってきたカメラマンのセン(向井理)と、パリでフリーペーパーの編集者として働く日本人女性アオイ(中山美穂)。パリで出会った男女の偶然からはじまる3日間の恋を描く、北川悦吏子監督の『新しい靴を買わなくちゃ』が公開された。
大人のロマンチックな恋を音楽で表現したのは音楽監督を務めた坂本龍一。そして、独特のポップな音楽性を放つコトリンゴがラブストーリーにさらに豊かな彩りをくわえた。
「中山美穂さんの刻々と変化する表情をつかみながら音楽を制作していくことによって映像と共存し、一つの作品が完成しました。映像と音楽がともに旅をつづけることによって『新しい靴を買わなくちゃ』は完成したのです」と坂本は語り、コトリンゴも「舞台がフランスでしたので、フランスのシンガーに歌唱をお願いしたり、ホテルのシーンのBGMを実際に弦楽四重奏で録音したり、できるだけリアルになるように坂本龍一さんといろいろ考えてつくってゆきました」とコメント。
映画の世界観を音で旅するとともに、日常のBGMとしても楽しめるこのサウンドトラック。坂本龍一とコトリンゴという二人の音楽の邂逅をぜひ堪能して。