Sony|ソニーデザインの進化と深化の軌跡をたどる展示会
Sony|ソニー
ソニーを象徴するエポックメイキングな製品を披露
ソニーは、東京・銀座のソニービルで「Sony Design: MAKING MODERN ~原型づくりへの挑戦~」を6月14日まで開催している。アート・デザイン系出版物に定評のある、ニューヨークの出版社、Rizzoli International Publications社から『Sony Design: MAKING MODERN』が出版されることをを記念し、冊子に掲載される撮りおろし写真21点と、70年代から現代にいたるまでのエポックメイキングなソニー製品、約30点を集めて展示する。
Text by TSUCHIYA Motohiro(OPNERS)
プロダクトの歴史をたどる書籍の出版を記念した特別展示
1946年の創業当初からソニーは一貫して“人のやらないことをやる”というチャレンジ精神のもと、時代を象徴する製品、そしてプロダクトデザインを生み出してきた。その精神に共感したRizzoli International Publications社が『Sony Design: MAKING MODERN』を出版。『Sony Design: MAKING MODERN』には、歴代のソニー製品をあらたに撮りおろした写真が収録される。
ソニービルで開催されている「Sony Design: MAKING MODERN ~原型づくりへの挑戦~」の展示では、音楽視聴のあたらしいスタイルを生んだウォークマンをはじめ、世代によっては懐かしくもあり、新鮮にも映る、技術的にもコンセプト的にもエポックメイキングにつながった製品を展示。ソニーデザインの進化と深化の軌跡を体感することができる。
開催に先立って、コペンハーゲンを拠点に活動するデザインスタジオOeOのクリエイティブディレクター、Thomas Lykke(トーマス・リッケ)氏と、ソニーのクリエイティブセンターの長谷川豊氏によるトークショーがおこなわれ、ソニー製品のデザイン史、それぞれが気に入っているソニー製品のデザインなどについて語り合った。
長谷川氏は「ぜひ会場にお越しいただき、次なる原型の創造に向けたソニーデザインの姿勢や、発信するプロミスを展示物や写真、映像を通して感じて欲しい」と語った。また、リッケ氏はソニー製品のデザインの魅力について、「各プロダクトにキャラクター性があることが魅力。まるでひとりの人間のように魂を感じる。ソニーはテクノロジーカンパニーであるが、プロダクトとテクノロジーをユーザーに響くかたちで届け続けているのが素晴らしさだと思う」と話し、今後のソニー製品のデザインへの期待を述べた。
「Sony Design: MAKING MODERN ~原型づくりへの挑戦~」
開催期間|4月29日~6月14日
営業時間|11:00〜19:00
開催場所|東京都中央区銀座5-3-1
東京・銀座 ソニービル 8F コミュニケーションゾーン OPUS
http://www.sonybuilding.jp/eventspace/opus/SonyDesign/