ART|チャリティアート展覧会『ROSES.』が開催
ART|アートで子どもたちの未来を支援
チャリティアート展覧会『ROSES.』がラフォーレ ミュージアムにて開催
途上国の子どもたちが十分な教育を受ける環境づくりのサポートを目的としたチャリティアート展覧会『ROSES.』が、12月6日(金)から12月10日(火)まで、ラフォーレ原宿6階のラフォーレ ミュージアムにて開催される。
Text by KUROMIYA Yuzu
アートを買うことが子どもたちの笑顔に繋がる
2008年からおこなわれているチャリティアート展覧会『ROSES.』は、さまざまな分野で活躍するアーティスト達が有志で集結し、バラをモチーフにした作品を制作、展示して販売する。そこで得た収益は信頼できる支援団体に全額寄付し、子どもたちの未来を支援する。
今年の「ROSES. Charity Art Exhibition 2013」の合言葉は「CONNECTING」。シンボルカラーは、地球を包み込み世界とつながる空の色「Blue」。「プロダクトでつなぐ世界と日本」をテーマに、バラをモチーフに制作されたクリエイター、デザイナー、著名人などのアーティスト作品の展示販売する。また、子どもたちの教育や母親たちの就業サポートする目的として途上国を支援するNPO団体のプロダクトを展示、販売するコラボレーションブースも設置。
展示期間中に、フィリピンのパヤタス地区という、貧困地区に居住する母親たちが制作したROSES.のスペシャルチャームも販売される予定。このチャームの制作を母親たちに依頼することにより、収入の安定や自立支援につなげるフェアトレード商品である。
また、ラグジュアリーな商品から著名人の「プレミアムグッズ」や「私物」などが出品予定のチャリティ・サイレントオークションや、ROSES.に賛同しているアーティストや文化人などによるライブやトークショーなど、多彩なイベントが開催される。
この展覧会で集められた収益は、世界の惨状を伝えるノンフィクションミュージカル『CARE-WAVE AID』を通じて児童や青少年の情操教育活動をしているNPO法人「CARE-WAVE」と、「子どもの教育が世界を変える」を理念とした国際NGO「Room to Read」への寄付を予定。