坂本龍一ピアノ・ツアー日記│2009.04.25の1枚
ツアー39日目│2009.04.25の1枚
地方公演ラストスパート。3月18日の東京公演からスタートして、4月29日(水)の東京・昭和女子大学人見記念講堂公演の千秋楽まで、4年ぶりのJAPANピアノツアーの様子を1スナップ。
Ryuichi Sakamoto Playing the Piano 2009
4月25日(土)仙台市民会館大ホールにて公演
文=原瑠璃彦
Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2009も本日で22公演目。
「3連ちゃん」(by skmt voice)、3日目は宮城県仙台市へ。会場は仙台市民会館です。
雨のなかでも会場はやっぱり満席!
恒例の「glacier」から舞台は開幕。
つづいて今日はうれしいことに、いつもよりちょっとボリューム満点の「Improvisation」が。
ツアー全公演の「Improvisation」音源だけ集めてもかなりの量ですね。
教授の即興音源はなかなか手に入らないので、これまたマストトラックです!
そして、みなさまお楽しみの「composition 0919」のあとは、「choral no.1」、「chanson」からスタート。
ご存知の通り、いずれも『BTTB』(1998年)の名曲です。
とくに「chanson」は、以前より随分ローテンポに演奏されていて、この曲の新たな一面を知ることができます。
涙もろいお客さんはかなりピンチのはず。
また、今日も懐かしの「SELF PORTRAIT」が!
この曲が聴けるんじゃないかと期待されていたお客さんも多かったことと思います。
仙台公演の仕上げは、おなじみ「parolibre」。この曲はまさしくコンサートの最後に似合う曲ですね。
当初の予定では今日が最終公演だったのですが、たいへんうれしいことにあと2回、東京での追加公演があります。
残る2公演、名残惜しいですが楽しみでなりませんね!
commmons