鈴木正文×勝浦恵美(TOKYO姉妹)ポルシェ対談(3-3)
鈴木正文×勝浦恵美(TOKYO姉妹)
免許を取ったら、ポルシェに乗ろう!(全3回/最終回)
スズキ節も絶好調の3回目は、クルマと人の距離感などについて。運転上手のアドバイスも最後にあります。「スズキ編集長、ポルシェのこと、さらに教えてください!」
Photo by Jamandfix撮影協力=ポルシェ センター 銀座
運転している横顔に惚れちゃうんです
鈴木 ご自分でステアリングを握るようになって、なにかクルマに対しての考え方が変わったこととかありますか?
勝浦 あります、あります(笑)。ドアをバン!と閉めないこととか、私、助手席に乗るときはいつもカラオケボックス化していて、好きな曲をかけて歌いまくる(笑)んですが、それがいかに迷惑かとか、いろいろ反省(笑)しています。
鈴木 いや、それでよかったんじゃないんですか。そういうことで神経が病む男は、ヤワすぎますよ(笑)。クルマにひとを乗せるってことは、とくにポルシェの場合は、信頼関係がないと乗せないわけで、とても親密な空間がそこにあるわけです。独身の女性が男性の部屋に入るのとおなじような。――勝浦さんはポルシェの助手席はどう?
勝浦 最高ですね。私、運転している横顔に惚れちゃうんですよ。集中してスピードを操っているのが、緊張感ある締まった顔に見えるんです。「ダメだ」って思いながら、はまっていく(笑)んです。
鈴木 緊張感は大事ですよ。いつもTバックをはいているのといっしょです。
勝浦 Tバック!! すごく納得です。
鈴木 いつもTバックというテンションがいいんです。
ENGINEドライビングレッスンで上手くなってください
勝浦 ポルシェに乗る男性像ってなにかありますか?
鈴木 それはそれぞれですよ、よき家庭人もいれば、家族は望まずにかっこよく生きたいと願う人もいます。
勝浦 女性は、男性が乗っているクルマでタイプ分けすることがあって、四駆なら家族願望のあるファミリー志向だし、ポルシェなら自由で独身で……って。
鈴木 たしかに、2シータースポーツカーに乗ろうというのは個人主義的だし、「オレのクルマ」には誰も乗せたくないという感じがしますね(笑)。勝浦さんはクルマをどう使いたいの?
勝浦 いまいちばん使いたいのは空港へのお迎えですね。誰かを迎えに行くのに使いたい。私、成田に着くと、誰かに迎えに来てほしいんです。
鈴木 それはわかります。911ならひとり分の荷物も十分乗りますよ。
勝浦 そうですよね。やっぱりポルシェ、カッコイイですね。
鈴木 スポーツカーは、大勢乗れないし、窮屈だし、あまり他人には優しくないし、自分勝手な乗り物なんだけど、それがステータスなんですね。「私は自分勝手よ」っていうステートメントなんですよ。
勝浦 そうですね。そういうところも惹かれます。
鈴木 こんど、ENGINEで開催しているドライビングスクールにぜひ参加してください。日本一運転が上手になるレッスンですよ。初心者でも上手になります。ハイヒールでも歩き方が上手な人はきれいに見えますよね。いいクルマに乗って上手になると、絶対もっときれいになりますよ。
勝浦 ぜひ、こんど筑波行きます! きょうはありがとうございました。
鈴木 ステキなドライビング・ライフを。
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