連載・和醸和楽|第31回 酒好きが集まる『カネタケ青木商店』
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2015年5月27日

連載・和醸和楽|第31回 酒好きが集まる『カネタケ青木商店』

17回つづいている 「蔵元と日本酒を楽しむ会」

酒好きが集まる 『カネタケ青木商店』

こんにちは、カネタケ青木商店です。当店では毎年10月に「蔵元と日本酒を楽しむ会」というお酒の会を開催しております。今年で17回目を迎えました。

文・写真=和醸和楽

斗瓶クラスの高価な酒をもっと手軽に飲みたい!

「蔵元と日本酒を楽しむ会」は、いまでは吟遊会のみなさまや参加蔵さま、お客さまにお世話になり、参加蔵元は35蔵以上、定員数も550人から600人と規模が大きくなりました。

“秋の風物詩”ともいえるくらいご好評をいただいている会ですが、きっかけはじつに単純なんです。上の写真のエンジの法被(ハッピ)のひとたち。当店の昔からのお客さまであり、この会を開催している「吟遊会」のメンバーの方々です。

このメンバー(実際はもっといます)の、「斗瓶(10升が1斗、1.8Lが10本分)クラスの高価な酒をもっと手軽に飲みたい」という想いがきっかけでした。
結果、ん~~大勢集まればいけるでしょ!!

「1万円の酒も10人集まって1本買えばひとり千円で飲めるね!!」と、いつも集まっては美酒を飲んでおりました。そのうち「蔵元を呼ぼう!」「ほかのひとにも飲んでもらいたい!」と話は発展していったのです。

そして17年前、定員150人程度、蔵は10社ほどで「第一回 蔵元と日本酒を楽しむ会」が開催されました。そして毎年規模が大きくなるにつれ、吟遊会メンバーはお手伝い側にまわされることになっていきます(笑)。

いまでは慣れたもので、自分たちの役割を理解しており、手際よく手伝っていただいています。それでも毎年終わってから反省会をおこないますが、課題点が挙がり、翌年以降の修正点として進化もつづけています。

ただ、これだけやってくると「もういいんじゃないか?」「マンネリ化してるだろ?」「意味があるのか?」など、さまざまな意見をいただくようになりました。たしかに規模の問題、メンバーの高齢化など課題は尽きないのですが、あえてやりつづけます!!

なぜならもともとのコンセプトは「自分たちがおいしい日本酒を飲みたい!!」ですからね。

カネタケ青木商店
宮城県仙台市太白区鹿野1-7-16
Tel. 022-247-4626
営業時間|9:30~20:00
無休
http://www.h6.dion.ne.jp/~aokisake/

           
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