ジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボームが出演するショートフィルムを公開|BALLY
BALLY|バリー
ジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボームがLAのセレブリティに扮する
バリーの美学とモダニズムデザインを表現したショートフィルム公開
エミー賞ノミネート監督、フランチェスコ・カロッツィーニが監督を務めたショートフィルム「Coming Down」を発表した。ブリジット・バルドーのインタビューや60年代のフランス、イタリア映画に着想を得たという。
Text by MATSUOKA Wutami (OPENERS)
「バリーのモダニズムという伝統へのトリビュート」
主演はジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボームと弟アレクサンドル・ドゥ・ラ・ボームによるデュオ「Singtank」。Singtankは劇中歌も提供している。ジョセフィーヌが演じるのは、アメリカ・ロサンゼルス在住の女優。長い電話インタビューに答える様子を通して、セレブリティにつきまとう、成功と憂鬱の入り混じる複雑な感覚を表現している。
「ストーリーではなく、フィーリングを表現した」とカロッツィーニ監督。ブリジット・バルドーとのインタビューや1960年代のフランス、イタリア映画での女性の描かれ方に着想を得たという。SS15コレクションのアイテムで、シーズンを代表するといえるバッグ「Sommet Fold」も登場する。
バリーのフレデリック・ドゥ・ナープCEOが「このショートフィルムは、バリーのモダニズムという伝統へのトリビュート」と話すように、本作は新しいバリーの美学とモダニズムデザインという共通概念を表現した仕上がりになっている。ナープCEOはさらに、「時代の流れを超越した、モダンでエレガントな女性を描きたかったのですが、それをジョセフィーヌによって演出されました。会話やインテリアは50年以上前のものですが、描かれているシチュエーションは現代にも起こり得るものでしょう」とコメントしている。
撮影は、アメリカ西海岸の代表的なミッドセンチュリー建築を手掛けている建築家ジョン・ラトナーが1956年に設計したハーペル・ハウスで行われるなど、アメリカのモダニズムデザインへのオマージュにもなっている。
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