ALEXANDER McQUEEN|アクセサリーストアが、六本木ヒルズにオープン
ALEXANDER McQUEEN|アレキサンダー・マックイーン
アクセサリーストアが、六本木ヒルズにオープン
アレキサンダー・マックイーンのアクセサリー、レザーグッズを主体とした世界初となる路面店が、4月4日(木)六本木ヒルズ 森タワー ウェストウォーク2階にオープンした。
Text by KUROMIYA Yuzu
随所に“らしさ”を表現
アレキサンダー・マックイーンのクリエイティブ・ディレクター、サラ・バートンとデイビッド・コリンズ・スタジオがともに手がけたこの新ストアは、バッグやシューズをはじめとしたレザーグッズ、そしてブランドを象徴するスカーフなど、バラエティに富んだアクセサリーを取り扱う。
店内は、「アルマジロ」シューズなどアーカイブのショーピースイメージが、カスタムメイドの家具をはじめ、あらゆるインテリアに反映され、いたるところにアレキサンダー・マックイーンらしさを感じることができる。フローリングには、一度砕いて再構築した大理石を使用。壁は磨かれた真鍮と立溝彫りの白い木材におおわれ、羽根や貝殻、サボテンの花、タツノオトシゴの尾、からみ合った葉などによってカスタムメイドされた石膏パネルが「ラフ・ラグジュアリー(未完成なラグジュアリー)感」を演出。ガゼルやモンスターの足が取り付けられた什器に、真鍮製のモンキーチェーン、ローズピンクのシャンデリアなど細部までこだわり抜かれた内装は、一見均整がとれているようで、どこか破壊的な雰囲気を漂わせる。
クリエイティブ・ディレクターのサラ・バートンは、「ある物を離れた場所から見てこうだと思っていても、実際に近くで良く見てみるとあらたな発見がある。それがマックイーン“らしさ”なのです。私たちにとって、店内に並べられた一点一点が宝物のように感じられることが重要なのです」とコメント。
サラ・バートンとともに内装を手がけたデイビッド・コリンズは、「マテ貝の貝殻や、とうもろこしの束でドレスをつくるアイディア、自然をあやつり装飾品をつくることなど、それこそがまさにマックイーン的な観点なのです。私たちはエロティシズムやセクシュアリティを意識しました。すべてを誇張し、ほんの少しひねりをもたせています」と語っている。
足を踏み入れると一瞬でアレキサンダー・マックイーンの世界に引き込まれてしまう新ストア。ファンならずとも、必ず訪れたいフェイバリットスポットになりそう。
アレキサンダー・マックイーン 六本木ヒルズ店
東京都港区六本木6-10-3
六本木ヒルズ 森タワー ウェストウォーク2階
Tel.03-3470-6221