DESPERADO|“3ツ星ホテル+原っぱ”がコンセプトのコミュニティストア「DESPERADO」オープン
DESPERADO|デスペラード
ファッションを中心に、今気になるジャンル、モノ、コト、ひとが行き交う
コミュニティストア「DESPERADO」オープン
JR山手線の線路沿いに、ショップの前庭にはプールを模したスペースが目を楽しませ、エントランスをくぐると3ツ星ホテルのロビーをイメージした心地よい空間が広がる──今年1月末に閉店した渋谷・桜丘町のセレクトショップ「DESPERADO(デスペラード)」が、装いもあらたにオープンした。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by Nacasa & Partners
泉 英一氏がディレクション&バイイング
あらたに登場したデスペラードは、これまでディレクションとバイイングを担当していた泉 英一氏が独立し、会社を設立。泉氏が世界を飛びまわって選び抜いた洋服や雑貨類の販売はもちろん、さまざまなジャンルのモノ・コトを企画して人びとが集い、コミュニケーションの場となるストアとしてオープンした。
デスペラードが目指すのは“3ツ星ホテル”で、店内はオープンキッチンを配した3ツ星ホテルのロビーをイメージ。ゼブラ柄のカーペットが敷かれたコーナーや、ゲストルームのような空間など、コンセプチュアルな小さな3つの空間がアクセントとなっている。そのうちの一部屋はギャラリーで、国内外の若手デザイナーやアーティストの作品を展示する。
店舗設計はima(イマ)の小林 恭氏と小林マナさんが担当
また、“コミュニケーション”をキーワードに、店内の部屋を仕切る壁もふくめた什器のすべてが可動式で、思い通りに自由にレイアウトできるのも大きな特徴。ショップの前庭と店内を一つのステージとして、コレクションも開催できる“原っぱ”のようなスペースが生まれる。
前庭にはメキシコ風の植栽やプールサイドを模した庭がデザインされ、プールサイドを連想させるテーブル席や、書店ユトレヒトから譲り受けた小屋も設置。洋服のワークショップや展覧会、映画会、ファッションショーの上映などを企画していくという。気軽に遊びに行く感覚で、あたらしいモノ、コト、ひとと出合いたい。
<取り扱いブランド>
Peter Jensen、Andrea Crews、A’N’D、BLESS、Edwina Horl、desertic、spoken words projects、STARSTYRING、UZI、furusawa masakazu(帽子)、Daniel Palillo、SOOP(アクセサリー)など