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2021年11月25日
ケリングがサスティナビリティについての展覧会を三日間にわたって開催|KERING
KERING|ケリング
ケリングと共にファッションと生物多様性について考える
ケリングは、サステナビリティについての展覧会「Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性」展を表参道・ケリングビル(渋谷区神宮前5-1-5)にて11月26日(金)から 28日(日)の3日間にわたって開催する。
Text by TANABE Keitaro
自然再生活動の重要性を体感できるワークショップも開催
戦略の中心に創造性を掲げるケリングにとって、、サステナビリティは新しいテーマではない。今から15年以上前に会長兼 CEO のフランソワ=アンリ・ピノーは、サステナビリティが倫理的にもビジネス的にも必須であることを確信し、グループ戦略の中核に据えていた。
2017年、ケリングは今後 10年に亘ってラグジュアリー分野を積極的に変革するために、「Crafting Tomorrow'sLuxury(未来のラグジュアリーを創造する)」という新たな章を開いた。2025 年に向けたこの戦略は、ケリングが環境への影響を継続的に削減し、社会福祉を提唱し、変化をもたらすためのイノベーションを開発するという一貫したアプローチである。
この度、ケリングはサステナビリティについての展覧会「Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性」展を3日間にわたって開催する。
とまらない環境問題をどう解決するか。ケリングはこの問題を最大かつ喫緊の課題と考え、自社のサプライチェーン内にとどまらず、その範囲を超えた変革を促す活動を進めている。
ケリング・グループの各ブランドの製品が生まれる工程は、農場や草原、森林、その他世界中の生態系からスタートしている。本展覧会では、我々が身に着ける衣服の原料の採取から店頭に並ぶ最終製品までのサプライチェーン全体における環境課題とその解決策をケリングと共に考えていく。
会場は 6 つのセクションに分かれており、入場者は樹木の根や枝をたどるように曲線を描きながら、色ごとに分けられた各セクションを進む。
ファッションとそのルーツである自然、そしてその自然が現在直面している環境問題についての理解を促し、ケリングの生物多様性戦略や同戦略に密接に関係する気候変動に対する施策、および循環型アプローチなど、グループや各ブランドの施策を写真や実際の素材、製品などを使って解説し、ラグジュアリーファッションにおける選択肢を提示していく内容だ。
また、製品の製造に携わる全ての人々が自然環境の修復・再生活動を行うことの重要性を、ボードゲームを通じて体感できるワークショップも実施される。
ファッション界のSDGsの先駆者と言えるケリングの展覧会。きっとあなたにも新たな発見があるはずだ。
「Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性」展
- 会期|2021年11月26日(金)-28日(日)
- 開館時間|10:30-18:00(17時最終入場)
- 会場|ケリングビル6F(東京都渋谷区神宮前5-1-5)営団地下鉄表参道駅A1出口より徒歩3分
- 入場料:無料
事前予約制(予約はこちらまで): https://keringevent1.peatix.com