Daniel&Bob│ダニエル&ボブのレザー素材「RODI」はここで生まれる
Daniel&Bob│ダニエル&ボブ
ダニエル&ボブのレザー素材「RODI」はここで生まれる
イタリア・レザーの聖地にあるタンナーを訪ねて
「ダニエル&ボブ」の定番であり“エクスクルーシブ素材”として人気の高いレザー素材「RODI(ローディー)」。
愛用者も多いこの素材は、イタリア・サンタクローチェというレザーの聖地にある有名なタンナー(皮革製造)、モンタナで生み出される。
Photo by Daniel&Bob
ダニエル&ボブのためだけにつくられているエクスクルーシブ素材「RODI」
良質なバケッタレザーを丹念になめす。手作業によって丁寧に皺を出す。手塗りで染色する。ダニエル&ボブが素材開発からかかわっている「RODI(ローディー)」は、上質へのあくなき探求から生まれる。
「RODI」の特徴的な“皺”をつける工程は、体格のいい大人が3人がかりで革を絞り、その状態で2日間、自然乾燥で乾かし、それから広げてさらに2日を自然乾燥にかけるなど、普通なら乾燥機でガンガン乾燥させて一日で済ませてしまう作業に、モンタナの職人は、皺つけだけで4日間ほどかける。
また、手作業で染色を2回繰り返すことで、独特な色むらがつくられるが、その作業も塗っては乾かし、塗っては乾かしを繰り返して、やはり4~5日かけている。
「RODI」というレザーは、一枚の革になるまでのほとんどの工程を職人が手作業でかかわり、この時代においても非常に手間のかかる作業を惜しみなく行っている。
素材自体はベジタブルタンニングという、化学薬品を使わないなめし手法を採用し、さらに、この土地の豊かで良質な水、手に入る植物、乾燥のための風土などさまざまな要素が混じりあい、ここでしか生まれない素材がダニエル&ボブと出会う。
徹底的に手間をかけているからこそ出るその風合いが「RODI」の最大の魅力。
「自分の感性に合うものだけをじっくり選び、シンプルな生活を楽しむようなひとに長く愛されるモノをつくりたい。そして、それを手に入れることによって、自分のスタイルを再発見できるようなモノを提供したい」と、ダニエル&ボブのファウンダー、Andrea Bortolotti氏は語る。
ほかには決して真似することができないダニエル&ボブならではのレザーバッグは、毎日のファッションを豊かにしてくれるだろう。