ENA&EnaLloid|エナ&エナロイド|恵那眼鏡工業の自社ブランド『ENA&EnaLloid』復活
FASHION / NEWS
2015年3月9日

ENA&EnaLloid|エナ&エナロイド|恵那眼鏡工業の自社ブランド『ENA&EnaLloid』復活

ENA&EnaLloid|エナ&エナロイド

15年ぶりの自社ブランドの復活
『ENA&EnaLloid』は、懐かしくて新しい

岐阜県中津川にある恵那眼鏡工業(エナ)から、15年ぶりとなる自社ブランド『ENA(エナ)』と『EnaLloid(エナロイド)』が復活した。

Text by OPENERSPhoto by Jamandfix

「派手さのないデザインで、日本製のクオリティを表現したかった」

日本における最大の眼鏡産地、福井県鯖江市の分業制によるシステムとは異なり、自社工場での一貫生産で有名な岐阜県中津川にある恵那眼鏡工業(エナ)。1947年に創業したプラスチックフレーム工場のファクトリーブランドは、創業当時は主に輸出向けの製品を生産し、その後、国内向けのオリジナルを手がけるようになり、一時代を築いた。

その恵那眼鏡工業から、当時のデザインに今の気分を吹き込んだ『EnaLloid(エナロイド)』と、モダンで洗練されたデザインの『ENA(エナ)』が登場。

より未来志向の強いデザインを追求する『ENA(エナ)』。ロゴデザインは「TOMATO」のサイモン・テイラーが手がける

復刻を手がけた担当者が「派手さのないデザインで、日本製のクオリティを表現したかった」と語るように、蝶番にドイツのマイナスネジを使うなど、ディテールにも温故知新の雰囲気を香らせている。

素材は、現在、日本で唯一タキロン社が生産しているアセテート生地が中心で、その生地は硬く、素材の変形が少ないのが特徴。ツヤ出しはすべて手磨きで行われるが、通常用いられるアセトン(有機化合物)に比べ、ツヤの輝きやその持続性に優れ、なによりかけ心地がなめらか。

トラディショナルでユニークなデザインをアピールする『EnaLloid(エナロイド)』。ロゴデザインはリムアートが担当

入荷済みの『EnaLloid(エナロイド)』のボストンタイプで2万4000円、11月中に入荷予定の『ENA(エナ)』が2万1000円から。

コンティニュエ
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Tel. 03-3792-8978
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