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2020年9月18日
限定1脚。READYMADEが新たな取り組みとして制作した「椅子」｜READYMADE
READYMADE｜レディメイド
サステナブルな素材で作られた椅子とコラボレーションTシャツをリリース
Text by WASEDA Kosaku（OPENERS）
Futuraがペイントとサインを施したユニークなルックス
2013年にスタートしたファッションブランド「READYMADE」（レディメイド）。
READYMADEの新たな取り組みとして制作された「椅子」がバーチャルフェスティバル「TRANSFER」（トランスファー）にて発表された。
このイベントは「CLOT」（クロット）のディレクターのエディソン・チャンと、伝説のグラフィティアーティストFutura(フューチュラ)によるアートディレクション、またLAで人気のパーティーオーガナイザーザック・ビアの音楽ディレクションによって共同企画されたNTWRKが主催する新しい形のフェスティバル。
発表された椅子は、Futuraによるペイントとサインが施された限定1脚のみとなり、カラフルでユニークなルックスに仕上げられている。
READTMADEデザイナーの細川雄太氏は、いままでアパレルやバッグを生み出してきたが、ゆくゆくは家具を作りたいという想いを長年抱いていたという。今回それが実現した。
椅子の枠組みはペットボトルの蓋をリサイクルした素材で作られており、さらに有毒ガスの発生を防ぐために備長炭で焼いて蓋を溶かし板状に形成後、椅子へと生まれ変わる。
座面の部分は職人がひとつひとつ定年に編み上げる籐が使われ、枠組みとのコントラストが際立っている。
“本来不要なモノとして破棄されていくようなものを循環させて価値あるものに生まれ変わらせる”というREADYMADEのコンセプトに則ったデザインだ。
椅子はTRANSFER内にて抽選販売され、応募多数で既に完売。売上は全て「国境なき医師団」に寄付されるという。
また同イベントにて、「READYMADE × FUTURA 3PACK TEE」もリリース。Futuraによるアーバンがプリントが印象的なコラボレーションTシャツに仕上げられている。こちらも販売開始後、すぐに完売した。
アパレルにとどまらない活動を続けるREADYMADE。今後もその動向に注目だ。
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