ループウィラー×ルモアズ第3弾!|LOOPWHEELER
FASHION / NEWS
2015年7月28日

ループウィラー×ルモアズ第3弾!|LOOPWHEELER

LOOPWHEELER|ループウィラー

柔らかい上質なコットンと洗練のカラーリング

ループウィラー×ルモアズのボートネックボーダー登場

吊り編み機で編まれた柔らかいスウェット生地で、数々の人気アイテムを生み出してきたループウィラー。このたび弊誌姉妹サイト、ルモアズがボーダーTシャツを別注し、限定カラーモデルが登場した。

Text by SUGIURA Shu(OPENERS)Photographs by MIKAMI Makoto

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偶然から生まれた、いままでにない上質なボーダー生地

現代ではその生産効率の悪さから限られた工場でしか使われることのなくなった吊り編み機で生地を編むことによって、糸に余計なテンションがかからずふっくらとした柔らかなスウェット生地が生産される。そこに強いこだわりをもつループウィラーのスウェットは、ナイキとコラボレーションをしたり、コレットなど世界中の有名セレクトショップから引き合いが絶えなかったりと、世界トップクラスともいえる品質だ。

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クラシックボーダー天竺ボートネック 1万2600円

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千駄ヶ谷のショップには、ブランドを象徴する吊り編み機が

今回ルモアズが別注をかけたのは、定番アイテムとしてさまざまなシーンで活躍するボーダーTシャツ。もちろんこのボーダーの生地も吊り編み機で編まれているわけだが、2色の糸を交互に編むボーダーが生まれる背景には、紆余曲折があったと代表の鈴木諭氏は説明する。

「いくつかの偶然が重なってこのボーダーが生まれたんです。2年ほど前、スウェット生地の生産をお願いしている和歌山の紡績工場の奥のほうで、若手の職人が見慣れない古い機械を見つけたのが始まりでした。

それは、ボーダーを編むのに欠かせない、糸の切替器でした。70年代以降に登場したシンカーと呼ばれる高速の紡績機にセットされた状態でした。同じく70年代以降に登場した切替器は、当時最新だったシンカーとの組み合わせで使用され、その当時すでに世の中からほぼ消えていた吊り編み機に使用されることは、ほとんどなかったはずです。

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吊り編み機で編むことで、柔らかく上質な生地が生まれる

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吊り編み機と切替器を組み合わせることで実現した商品

そこで工場の若い職人さんたちが、その切替器をメンテナンスし、吊り編み機で使ってみようということで、このボーダー生地が生まれたんです」

偶然の発見と若い職人の自由な発想で生まれたボーダー生地は、吊り編み機で編まれただけあって、これまでにない柔らかさを実現した。実際触ってみると、ボートネックのボーダー特有のゴワゴワした感触もなく、非常に肌触りがいい。

ループウィラーオリジナルでは、グレーメランジ×ホワイト、ネイビー×ホワイト、左右の袖が違う組み合わせのマルチカラーの3色で展開。そしてルモアズ別注モデルは、グレイ×パープル。落ち着いたパープルとグレーの組み合わせが新鮮で、上品な印象に仕上がっている。

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今では、吊り編み機を使って生地を編む工場は国内でも数えるほど

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ループウィラー代表 鈴木 諭氏

ルモアズとのコラボアイテムもすでに第3弾となる今回。吊り編み機で編まれたボーダー生地という、極めて希なファッションアイテムを、ぜひルモアズで入手していただきたい。

ループウィラー
http://www.loopwheeler.co.jp/

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