メンズきものテーラー「Y. & SONS」が3月1日にオープン|やまと
YAMATO|やまと
ロゴデザインは、“山” と “鷹” の家紋を組み合わせて表現
メンズきものテーラー「Y. & SONS」が3月1日にオープン
コンセプトは、「日本のオトコをカッコよく」―― 2年後に創業100年を迎えるきものの老舗「やまと」が、同社では初となる単独メンズきものショップ「Y. & SONS(ワイ&サンズ)」を、同社創業の地の東京・小石川にほど近い神田明神鳥居の並びに、3月1日(日)にオープンする。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
きもの業界の枠を超えたクリエイターが集結
やまと取締役の矢嶋孝行氏をプロジェクト・ディレクターに、アートディレクターに平林奈緒美氏(Plug-in Graphic)、インテリアデザイナーに佐々木一也氏(SMALL CLONE)、バイイングディレクターにスタイリストの二村 毅氏などを迎え、これまでの和装業界にはなかったあたらしいメンズきものの世界を提示するきものテーラー「Y. & SONS」。
「男がきものを着るのは大人の贅たくな遊び」という矢嶋氏の指揮のもと、Y. & SONSでは、日本の伝統に則ったオーセンティックなきものはもちろん、帽子や靴、小物など、洋装とのコーディネートなども積極的に提案。「未来に向けて、メンズきもののスタンダードを確立する」と意気込む。
採寸から誂え、仕立てまで、業界最速の2週間!
取り扱うきものは6割~7割が自主マーチャンダイズで、気軽に着用できる縞・格子の綿きものをはじめ、結城紬、大島紬など、日本全国の産地に直接オーダー。
価格帯は、綿きもの3万9000円~、ウールきもの4万9000円~、絹きもの8万9000円~(それぞれ仕立て代込)と、ジャケットやスーツを買い揃える感覚で購入できる。また、採寸、誂え、仕立てまで、業界最短の2週間で実現。「外国のひとが滞在中にきものを誂えるのも可能」だという。
また、きものというと「収納が面倒」というイメージがあるが、Y. & SONSでは、きもの一式をまとめて収納できるオリジナルボックスを開発。「きものを収めてそのまま仕舞えるなど、きものがもつ “面倒を楽しむ” ことを含めて、きものを着る楽しみを伝えていきたい」と矢嶋氏。
ロゴデザインは、平林奈緒美氏が手がけたもので、“山” と “鷹” の家紋を組み合わせて、やまとがメンズきもののスタンダードを構築していくという想いと、このプロジェクトが将来的に飛躍していく姿を象徴している。
<取扱いブランド>
Y. & SONS(ワイ&サンズ)、Norwegian Rain(ノルウェイジャンレイン)、 KIJIMA TAKAYUKI (キジマ タカユキ)、Want Les Essential(ウォント レス エッセンシャル)、FOOTSTOCK ORIGINALS (フットストック・オリジナルズ)、N. HOLLYWOOD(N.ハリウッド)ほか