massimo alba|日本初となる路面店が表参道にオープン
massimo alba|マッシモ アルバ
上質でリラックスしたスタイルを提案するイタリアンブランド
マッシモ アルバの路面店が表参道に誕生
等身大のラグジュアリーを好む人びとから注目を浴びているイタリア・ミラノ発のブランド「massimo alba(マッシモ アルバ)」が10月に、日本初となる路面店を東京・表参道にオープンした。ウェアやアクセサリーをトータルで展開するほか、独自にセレクトしたアイテムも多数取り揃える。
Text by KUROMIYA Yuzu
デザイナーのこだわりを凝縮し、時を超えた美しさを表現
「マッシモ アルバ」はデザイナーのマッシモ・アルバ氏が、「MALO(マロ)」や「BALLANTYNE(バランタイン)」といったニットブランドでクリエイティブディレクターを務めたのち、2006年に設立。“目には見えないラグジュアリーと心で感じるコンフォート”、“華美ではないラグジュアリー感“をコンセプトに、上質なニットウェアを筆頭とするメイド・イン・イタリーにこだわったアイテムを展開している。
国内初となるショップの外観で目を引くのは、壁やウィンドウに書かれた1800年代初頭の建築にかんする学術書から引用したテキスト。マッシモ・アルバ氏自身が深く店舗デザインにかかわり、彼が愛するものが伝わるようなアットホームな雰囲気を演出している。
インテリアには1950年代製のテーブルと真鍮のシェルフ、1960年代製の黄色いベルベットチェア、1800年の真鍮とガラスでできたキャビネット、イタリアの古い生地工房で使われていたカウンターテーブルなどを揃え、時間の経過が生み出すストーリーや趣を大切にした空間を構成。ランプはすべてビンテージのものを採用しており、店内にあたたかな灯りを落とす。
取り扱うアイテムは、ブランドのアイコンであるカシミアニットをはじめ、コートやシャツなどのウェア、アクセサリーをメンズ、ウィメンズともにトータルで展開。そのほか、「ANAT GELBARD(アナット ゲルバード)」のバッグや「ALTO(アルト)」のソックスといった、独自にセレクトした商品もラインナップしている。
また、日本でのショップオープンを記念し、関野亮、関野ゆうこが兵庫県で営むガラス工房「SORTE GLASS(ソルテグラス)」とコラボレーションしたロックグラスを製作。ソルテグラスのシグネチャーピースである「white and red」をベースに、ドット柄、渦巻柄をモチーフとし、マッシモ アルバのコレクションカラーをマッチングさせた。日本人の感性に訴えかけるアプローチもまた、見逃せない。
マッシモ アルバ 東京
東京都渋谷区神宮前 4-21-7 エスパス表参道 1F
Tel. 03-5411-5651
営業時間|11:00~20:00