LAKOTA｜「ALDEN」タンカーブーツにネイビーカラー登場

LAKOTA｜ラコタ

「ALDEN」の日本エクスクルーシブモデル

タンカーブーツにネイビーカラーが登場！

はじめまして。「ALDEN（オールデン）」の輸入総代理店、株式会社ラコタの血脇です。ご縁があって、ウェブマガジン『OPENERS』で連載をスタートすることになりました。オールデンや、弊社で取り扱っているベルト＆革小物のメーカー「KREIS（クライス）」の最新作の紹介や、年に何度か行っているオールデンの工場の様子などをお伝えできればと思っています。よろしくお願いします。

Text by CHIWAKI DanPhotographs by SUZUKI Sｈimpei

ホーウィン社のクロームエクセルを使用した「ラコタハウス」の新作ブーツ

「タンカーブーツ」は1995年にラコタが企画して誕生したスペシャルモデル。第2次大戦中に開発されたミリタリーラストは、終戦後ある一定期間までは子ども用として生産されていましたが、80年代以降は倉庫に眠ったままでした。その後、日本の総代理店である「ラコタ」の強い要望に応えてミリタリーラストは復活しました。現在では多くのセレクトショップが別注をしていて、世界中でも「TANKER BOOTS」と呼ばれるようになりました。

木型は「379X」というミリタリーラストを使用。ハンドソーンステッチと呼ばれる職人による手縫いが特徴です。木型を入れた状態で縫うモカは、ライニングを縫わないようにしているため、履いたときにモカのステッチが足に当たらないようになっています。熟練の職人でも1日に数足しか縫うことができないので、ミシンのステッチとは違った高級感が際立ちます。

「タンカーブーツ」は世界中でおなじ呼び名で使われることがありますが、「オールデン」公認の仕様は、木型が「379X」アッパーに「ハンドソーンステッチ」そして、ソールは「プランテーションクレープソール」です。「379X」は日本限定使用の木型になるので、国内でのみ購入が可能です。

今回の新作タンカーブーツは、コードバンでお馴染みのHorween（ホーウィン）社のクロームエクセルです。ネイビーカラーは新色で、「オールデン」社で取り扱うのは今回がはじめてになります。ネイビーカラーの「オールデン」は数年作られていないので、見た目にも珍しい1足になっています。また、モカとウエルトは明るめの色で、上品なアクセントになっています。