LAKOTA|「ラコタハウス大阪店」が誕生
LAKOTA|ラコタ
過去の名作がならぶ“オールデンミュージアム”も
「ラコタハウス大阪店」オープン
東京・南青山で15年の歴史を有する、オールデンの日本総代理店ラコタが手がけるセレクトショップ「ラコタハウス」が大阪に進出。オールデンをはじめとした高級靴の豊富な品揃えが、最大の魅力だ。また純正パーツによるリペアサービスや、貴重なアーカイブの展示などにも注目。南船場にオープンした「ラコタハウス大阪店」の見どころを紹介する。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
オールデン好き垂涎の品揃え
「ラコタハウス大阪店」の内装は実に重厚だ。床にはスペインの大理石を、壁にはベルギーのレンガを使用。また快適な靴のフィッティングができるよう、絶妙な座面の高さとクッション性を備えたレザーソファを配するなど、天然素材にこだわったインテリアにまず目を奪われるはず。天井も3メートルの高さがあり、開放的な空間で買い物を楽しめる。
オールデンの靴をフルラインナップで揃えるほか、熟練工によるハンドソーンウェルテッド製法を採用したシューズブランド「PEGMAN(ペグマン)」やベルトなどの小物を展開する「K.T.LEWISTON(K.T.ルイストン)」といったラコタのオリジナルブランドも取り扱う。また、ドイツの革小物ブランド「KREIS(クライス)」など、独自のセレクトにも注目したい。
商品はもちろん大充実。ラコタの直営ショップだけに、オールデンへの別注モデルや、過去にリリースされた一点ものも入手可能だ。そして靴好き必見のシューキーパーやブラシ、ワックス、乳化クリームなど、純正のケアアイテムもならぶ。
壁の白みがかったレンガが気品を漂わせるミュージアムを模したコーナーには、廃番となったオールデンの名作がならぶ。また経年変化の参考として、スタッフが履き込んだ靴も展示されている。
棚の中央には、今回のオープンへに際して贈られた、オールデンの副社長夫人による手編みの籠(かご)もディスプレイされている。日本総代理店であるラコタが築いてきた、信頼の象徴といえよう。