Tapia LOS ANGELES|マイケル・タピアが手がける最新コレクション
Tapia LOS ANGELES|タピア・ロサンゼルス
アメリカからはじまりヨーロッパで培ったデザイナーとしての経験が光るコレクション
マイケル・タピアが手がける「Tapia LOS ANGELES」
2000年にスタートした自身の名を冠したブランド「MICHAEL TAPIA(マイケル・タピア)」で一世を風靡したデザイナー、マイケル・タピア。ブランド名を改めて3シーズン目を迎える「TAPIA LOS ANGELES」が、大人のファッショニスタのあいだで話題を呼んでいる。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
ファンが待ち望んでいたマイケル・タピアならではのコレクション
“現代に過去と未来の洋服を持ち込むこと”を考え、クラシックなアメリカン・クロージングに現代のエッセンスをもたらす手法、表現をつねに研究しているマイケル・タピア。
快適な着心地を提供するため、カッティングに注力し、ミリタリーやスポーツウェアのパターンと伝統的なテーラーリングの技術を混ぜ合わせることにより、マイケル・タピアならではのコレクションを作り上げている。
日常生活での仕事着から、ちょっとした真面目な場面にも対応できる着こなしまで、彼のもつメンズウェアに対する最新ビジョンが表現されているのが「TAPIA LOS ANGELES」だ。
ハイクオリティな素材とテクニックを駆使し作りつづけてきた、20年近くにもおよぶヨーロッパでの経験をもとに、さらにロサンゼルスと東海岸の伝統と技術を合わせて、彼のプロダクトは製作されている。
テーラードシリーズが見どころの2014年春夏コレクション
今シーズンは、トロピカルリネンや強撚のサマーウールを使用したセットアップになるテーラードのシリーズが登場。アメリカからはじまりヨーロッパで培ったデザイナーとしての経験と、アメリカンテーラーの技術とをあせて作られるマスターピースで、そのシェイプにはマイケル・タピアのこだわりと自信が詰まっている。
また、前シーズンから好評のボタンダウンシャツとワイドスプレッドカラーシャツは、ネイビーやペールトーンのブルーにガーメントダイングしたポプリンを中心に、ストライプやシャンブレーなど幅広い素材のバリエーションをラインナップ。
ファティーグジャケットのディテールを落とし込んだジャケットや、ダックのカバーオールなどテーラード以外のアウターや、肌触りの良いカットソー、内側がフリース仕様のヴィンテージライクなスウェットなどのアイテムも登場し、コレクションの幅の広がりを見せている。
MICHAEL TAPIA|マイケル・タピア
1970年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。1990年代、ニューヨークにてデザイナーとしての活動をスタート。その後ヨーロッパに渡り、2000年テーラーリング技術とシルエットにこだわった自身のブランド「MICHEAL TAPIA」を立ち上げ、2012年、故郷であるロサンゼルスに戻り、「TAPIA LOS ANGELES」をスタート。
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