GLOBE SPECS|アイウェア「The Spectacle」トランクショー開催
GLOBE SPECS|グローブスペックス
2年に一度おこなわれる貴重なメガネコレクション
「The Spectacle」トランクショー開催
1920~70年代のリアルビンテージとアンティークのメガネコレクションを展開するロサンゼルスの「The Spectacle(ザ・スペクタクル)」のトランクショー・ツアーが、1月25日(土)のグローブスペックス代官山店よりスタートする。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
トランクショー(各店での予約制)では、より希少性の高い特別アイテムも紹介
2年ごとにあらたに発掘されたビンテージやアンティークの魅力的なメガネを紹介する「ザ・スペクタクル」のトランクショー。ザ・スペクタクル全体が貴重なメガネコレクションとなっているが、トランクショーでは“Museum Piece”と呼ばれているアンティークのメガネなど、より希少性の高い特別アイテムも紹介する。
今回は、ザ・スペクタクルを展開するレトロスペックス社代表取締役であり、アンティークフレームのコレクターであるジェイ オーウェンズ氏の右腕であるアンティークとビンテージ眼鏡のエキスパート、アダム カウファー氏が来日し、年代や由来、秘話などを直接ユーザーに伝えてくれる。
ザ・スペクタクルのレギュラーコレクションには、1920年代から70年代初頭の時期に製造された高品質なアンティークの金張りのメタルフレームがあり、ボストン型やラウンドからティアドロップまで幅広いスタイルを揃える。また、50年代~60年代に作られていた“Zyl”と呼ばれていたプラスチックのコレクションと、ブロウタイプのコンビネーションメガネも展開。ジョン・F・ケネディが使用していたメガネとおなじスタイルのものや、ウッディ・アレン、ビル・エヴァンス、マルコムXらがかけていたメガネなど、時代の象徴ともなっていた有名人のアイコニックなメガネもレギュラーコレクションとなっている。
今回のトランクショーにあらた登場するビンテージフレーム
今回のトランクショーでは、全米で大ヒットを記録したリバティ(LIBERTY)のオーバーサイズデザインのモデル“KEW”をはじめ、アメリカンオプティカル(AMERICAN OPTICAL)が60年代に発表した、大胆なデザインでありながらクラシックの要素を踏まえたモダンなモデル“Insight”、1950~70年代にドイツでもっとも優れた品質のメガネを製造していたローデンストック(Rodenstock)の今では希少な存在となったモデル“Torro”と“Cosima”、アートクラフト(Artcraft)社製の“FF-FV Minimal”などがあらたに登場。
さらに、ニューヨークを拠点に、アメリカにおけるメガネのファッション化の流れの先導したメーカーとして知られるタート(Tart)社の代表的なモデル“FDR”と“Arnel”のビンテージなど、この機会にしか出合えないフレームも揃う。