阪急MEN’S TOKYO｜“秋冬コレクション”スタイル発信
阪急MEN’S TOKYOの7月は“秋冬コレクション”スタイル発信
秋冬シーズンの最注目ブランド&アイテム
いよいよ2012-13秋冬シーズンが開幕――今季の阪急MEN’S TOKYOは、「SENTIMENTAL REBELLION」と「SUPER ORDINARY」をテーマに掲げて、世界をリードするラグジュアリーブランドから最新トレンドを発信する。
Text by KAJII Makoto （OPENERS）Photographs by JAMANDFIX
阪急MEN’S TOKYOの秋冬コレクションは、7月18日（水）スタート！
今シーズンのメンズのトレンドについて、「ジャケットやコートなどクラシックなアイテムがますます台頭してきます」と阪急MEN’S TOKYOバイヤーの星加精二郎氏。「大きな傾向では、肩にボリュームをもたせ、ウェストはシェイプさせた力強いスタイリングが特徴です。その一方で、ウールやムートンを使用したニットやジャケットなどリラックス感のあるスタイリングも登場。ベルベットやツイードなどの素材も目につきました」と語る。
星加精二郎氏
テーマの「SENTIMENTAL REBELLION」は、直訳すると“感傷的な反逆”で、クラシックな雰囲気をまとったノーブルで正統派のスーツやジャケット、コートスタイルに現代的なロックテイストなどをくわえ、あらたなスタイリングを提案。また、「SUPER ORDINARY」は、“優れた普通”を示し、グレーやカーキなどのナチュラルカラーをベースに、ニット素材やカシミアの暖かみを表現し、さらに機能性や実用性をくわえて、現代的な要素を加味した新鮮なスタイリングを提案する。
星加氏は、「今季注目しているのは、ミラノではプラダのニューシルエットのスーツ、ドルチェ&ガッバーナのコートスタイルなどのクラシックな流れや、パリではランバンのワイドショルダーのコートスタイル、トム ブラウンのパンクフォーマルなスタイルも新鮮です。また、一部ではウミット・ベナンに代表されるミリタリーの流れも復活の兆しがあり、あらたなブランドとしてカルベンやアクネなどに注目しています」
さらに、ドルチェ＆ガッバーナのベルベットジャケットのセットアップ、トム フォードのワイドパンツスーツ、ジル・サンダーのクジラニット、ランバンのワイドショルダーコート、ディースクエアードのレザージャケット、ニール バレットのコート、マルタン マルジェラのデニム3Pスーツ、カルベンのセットアップ、ダミール ドマのウールジャケットなど“阪急MEN’S TOKYO限定アイテム”も見逃せない！
クラシックでエキセントリック・ソフトなロックムード、
ミニマルなリラックス・ウール、ハイテク・ノマドワーカーの対比が新鮮
2階｜トラサルディ1911
ウミット・ベナンが辣腕をふるう最新コレクション
阪急MEN'S TOKYOで世界初のメンズブティックを展開しているトラサルディ1911。昨年100周年を迎え、ファッション界が注目するデザイナー、ウミット・ベナン氏がメンズ・ウィメンズコレクションのファッションコンサルタントに就任。ベナン氏のファーストコレクションとなった今年の春夏は、老舗ブランドのアーカイブに、彼らしい洗練されたエレガンスとエキセントリックな表現が融合し高い評価を得た。
今シーズンは、1960～70年代に活躍したF1の名レーサー、 ジャッキー・スチュワートにインスパイアされたコレクションを展開。ゴージャスでボリュームあるデザインに、フレアパンツが新鮮さをあたえて、まさに60～70年代のファッションが再現されている。
コート61万6350円（8月中旬発売予定）、ニット6万6150円、シャツ4万9350円、パンツ5万8800円（すべてトラサルディ1911／阪急MEN’S TOKYO）
1階｜ロエベ
秋は、バッグも持ち替えよう
ロエベを代表するデザイン“アマソナ（Amazona）”のウィークエンダーは、小旅行にも活用できるサイズが人気。上質なスエードと鮮やかなカラーの組み合わせに、さりげないアナグラムが洗練された印象をプラス。大人のカジュアルスタイルにふさわしいバッグだ。
“トレド（Toledo）”のブリーフケースは、耐久性が高く、使い込むほどに味の出る上質なスムースカーフを使用。無駄のないシンプルなデザインに、上部にはジッパー付きと機能面も充実し、スーツからビジカジスタイルにまで幅広く対応する。
アマソナ ウィークエンダー（ブライトレッド／W50×H36×D23cm）30万4500円（ロエベ／阪急MEN’S TOKYO）
3階｜トム フォード
気分は、ダニエル・クレイグ演じる007
トム フォードの秋冬コレクションは、あたらしいノッチスタイルジャケットのスーツスタイルが新鮮。トム フォードらしいシルエットのコレクションにくわえ、映画『007 スカイフォール』でジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグが着用する衣装もデザインしている。今回紹介するスーツは、映画でのアクションシーンを考慮し、従来のシルエットよりややルーズになっているが、後ろから見たラインはトム フォードらしい美しいシェイプを見せる。スーツは、ラペルを細く、チェンジポケットをなくしたスタイル。シャツはスーツのラペル幅に合わせて、通常の襟をひと回り小さくしたタブカラーシャツに、スーツのラペル幅、シャツ襟幅に合わせた7センチ幅のタイでコーディネイト。
スーツ42万円、シャツ5万8800円、ネクタイ2万9400円（すべてトム フォード／阪急MEN’S TOKYO）
2階｜ジミー チュウ
カジュアルに、エッジィに、最旬小物
この秋冬コレクションで3シーズン目を迎えるジミー チュウのメンズコレクション。チャッカブーツ“DUNRAVEN”は、スエード素材に、コントラストの効いたバイカラーが遊び心満点。あたらしい季節にふさわしい“実りのカラー”といえる。
さらに今季は、ファッション小物も充実。カモフラージュのなかにヌードの女性のシルエットが隠されたオリジナリティ溢れる定番モチーフ“ポルノ・ペイズリー”は、リュクスな素材のヘアポニーで登場。シューズはもちろん、バリエーション豊富な小物がラインナップしている。
チャッカブーツ“DUNRAVEN”各6万1950円（ジミー チュウ／阪急MEN’S TOKYO）
1階｜ヴァレクストラ
阪急MEN’S TOKYO限定アイテムが登場
美しさと強靭さを兼ね備えたヴァレクストラのオリジナルファブリックを使用したK-VALコレクションに、ブランドのアイデンティティの中核をなすアイテムがラインナップ。あたらしいK-VALファブリックとカーフレザーのコンビネーションは、伝統的なクラフツマンシップと革新的なハイテクノロジーの融合であり、ヴァレクストラというブランドの象徴的なデザインだ。ダブルハンドルのブリーフケースの阪急MEN’S TOKYO限定カラーや、ベストセラーのMy Logoトートバッグのスタイルをもち、よりカジュアルにジップのないタイプのショッピングトートバッグも登場する。
K-VAL ブリーフケース18万9000円（阪急MEN'S TOKYO限定カラーのイエロー）、K-VAL ショッピングバッグ18万3750円（ともにヴァレクストラ／阪急MEN’S TOKYO）
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