GLOBE SPECS｜新アイウェアブランド「THE BARRACKS」デビュー

GLOBE SPECS｜グローブスペックス

1940～70年代のデザインをベースにしたタイムレス・コレクション

新ブランド「THE BARRACKS」デビュー

ニューヨークと東京で活躍する服飾のデザイナーのJay Sabatino氏と、Beauty&Youth UNITED ARROWSメンズ部門のバイヤーの松井弘之氏、グローブスペックス代表の岡田哲哉氏の3者がコラボレーションした新アイウェアブランド「THE BARRACKS（ザ・バラックス）」が誕生した。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

ヴィンテージのミリタリーアイウェアに、現代的な感覚をプラス

今回の新ブランドのローンチについてグローブスペックスの岡田哲哉氏は、「以前から弊店のお客様として来店されていたJay Sabatino氏と、服やメガネの好みが似ていることから、『なにか一緒に作ってみようよ』という会話がきっかけでした。そこに以前から一緒にアイウェアのコレクションを企画しているBeauty&Youthのメンズバイヤーである松井氏もくわわって作り出しました。流行などあまり関係なく、自分たちがかけたくなるアイウェアを作ろう、という企画です」と語る。

ザ・バラックスのアイウェアは、米軍が兵士たちに支給していたヴィンテージのメガネをベースに、各モデルのスタイルは、入隊したばかりの兵士からベテランの上官が愛用していたタイプまで、当時のさまざまなメガネがデザインソースとなっている。

「1950～60年代のミリタリーもののメガネを追求するためにいろんなことをしています。当時のプラスチック枠の丸みを表現するために職人さんにヤスリを入れてもらったり、あえて昔の樹脂のベイクライトパッドのようなパッドを探してきたり、フレーム表面にある蝶番を固定するピンの飾り金具もデッドストックの金具を見つけてきたり。レンズも色の調子や独特な光沢を出すために、いまではほとんど使われず探すのが困難なガラスレンズ（強化処理済み）を使用しています」と岡田氏。