MARGARET HOWELL|テーマは“Light Feeling”。マーガレット・ハウエル メンズ最新コレクション
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル
テーラードからカジュアルまで、あたらしいバランスが新鮮
シンプル&クリーンに着こなす春
上質で柔らかなテーラードファブリックを用い、軽さとモダンな要素を付け加えてカジュアルに表現するマーガレット・ハウエルの最新コレクション。今シーズンは“ライトフィーリング”というキーワードにフォーカスし、洗練されたスタイリングを展開する。
ext by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by JAMANDFIX
Men’s Collection STYLE BOOK Spring Summer 2013
軽快に、モダンに、あたらしい春は“ライトフィーリング”
今シーズンとくに注目したいのは、着丈が短くボクシーなシルエットのジャケットやシャツ、シャツファブリックのT シャツ、バギーなショートトラウザーズやテーパードトラウザーズを組み合わせたコーディネイト。カラーは、ブルー、カーキ、グレーの3 色のグラデーションと、そこに“Tan(タン)”がアクセントとなって、あたらしいハーモニーを生みだしていく。
Men’s Collection STYLE BOOK Spring Summer 2013
熊谷隆志が語る「人間の品を良く見せる服」
「先日来日したマーガレット・ハウエルさんのポートレートを撮影したんですよ」と言うのは、スタイリストとしてはもちろん、写真家、ファッションデザイナー、セレクトショップのディレクションとバイイングまで幅広い分野で活躍している熊谷隆志氏。「マーガレットさんは、デザイナーというより、建築家や女優、ミューシャンのようなアーティスト。すてきな女性なので、来日されるとプライベートで撮影をお願いしています」と語る。
Men’s Collection STYLE BOOK Spring Summer 2013
フォックスブラザーズが好まれる理由
あたらしい季節が来るたび期待が高まる、フォックスブラザーズの別注素材を使ったセットアップ。今季は、シーズンテーマの“ライトフィーリング”を感じさせる軽快なグレーと、ベーシックなネイビーがラインナップして、とくに無地が新鮮だ。
Men’s Collection STYLE BOOK Spring Summer 2013
「BEATITUDE」デザイナー足立二郎が語るマーガレット・ハウエルの魅力
1970年代後半、高校生時代に週5日、原宿のビームスに通って、洋服の楽しさと触れあい、それがきっかけとなってビームスに入社。さらに、ユナイテッドアローズの創立に参加し、企画とバイイング、ディレクターを経て、「BEAUTY&YOUTH」のクリエイティブディレクターとして活躍。現在は、ファッションブランド「BEATITUDE」のデザイナーを務める足立二郎さん。自身の創作活動と、マーガレット・ハウエルの服づくりの接点から、現在のメンズファッションを語る。