服飾デザイナーが自らシルクスクリーンでプリント

「#catstudyhouse」は、竹の骨組みを丈夫な帆布が包み、上部、側面と開放的でありながら、猫や小型犬が程よくリラックスできる秀逸なテント。もともとはデザイナーの倉橋孝明氏が飼い猫のために作り、Instagramにアップしたところ猫好きから大好評に。くわえて猫と暮らす知人たちからのアドバイスを製品に反映し、みごと、製品化となった。

本体の重さは指だけで持ち上げられるほど超軽量。猫の移動にあわせて、リビング、ベッドの上など、用意に容易に移動できるため、飼い主としても、目が届きやすい所に置くことができるのも安心だ。

今回、コラボレーションしたのは、ペットグッズショップ「FLAVOR.」を営み、服飾デザイナーとしても活躍する神山隆二氏。神山氏が描く有機的なパターンを自らがシルクスクーンでプリントしている。これまで1サイズであったが、多頭飼いや大きいサイズの猫に向けて2サイズ展開となっている。

「敢えて床を無くしたことで猫のお気に入りの場所を侵害することなく設置できるので、何かとどのご家庭でも抵抗なく受け入れてくれているようです。神山さんのシルクスクリーンをほどこしたタイプは、ペット用品の枠を越えてインテリアのアクセントになると思います」と41世紀の倉橋氏は語る。愛猫と過ごす時間も、より愛おしくなるだろう。

#catstudyhouse × Ryuji Kamiyama
素材｜帆布、革、竹、アルミ
Mサイズ｜間口58cm 奥行58cm 高さ37cm
価格｜1万5800円（税抜）
Lサイズ｜間口67cm 奥行67cm 高さ42cm
価格｜1万8800円（税抜）

FLAVOR.
東京都目黒区駒場4-6-6 ライオンズマンション101
Tel. 03-3465-3555
http://www.flavor-design.com/

神山隆二｜KAMIYAMA Ryuji
デザイナー、FLAVORディレクター。1972年 東京生まれ。1990年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ。 Tシャツの手刷り、古着のリメイク、ハンドメイドによる作品をバックパックに詰め都内、各クラブイベントに潜入して手売りを始める。その後、ライブペイントを中心としたART活動を積極的に行い、サンフランシスコ、LA、ストックホルム等でのエキシヴィジョンで活躍の場を広げる。また、動物達のグッズ・ブランド「FLAVOR.」も展開。