dieci|リサ・ラーソン×波佐見焼 ハトをモチーフにしたオブジェ「duva」
DESIGN / PRODUCT
2014年12月29日

dieci|リサ・ラーソン×波佐見焼 ハトをモチーフにしたオブジェ「duva」

dieci|ディエチ

リサ・ラーソン×波佐見焼

ハトをモチーフにしたオブジェ「duva」

御歳83歳を迎えたいまでも精力的な活動を続ける陶芸家、リサ・ラーソン。近年注力しているのが、長崎県の波佐見焼とのコラボレーションだ。今回のモチーフに選んだのは、これまで何度も形にしてきた“ハト”。コラボレーションを通してリサが理想とするフォルムに仕上がった。

Text by OPENERS DESIGN

約150年の歴史をもつ長崎県の西山陶器が製作を担当

リサ・ラーソンと波佐見焼のコラボレーションは今回で2回目。前回同様、大阪のインテリアショップ「dieci(ディエチ)」がリサと波佐見の橋渡し役となり、製作は約150年の歴史をもつ長崎県の西山陶器が担当している。

モチーフとなった“ハト”は、これまでに何度も製品化してきたが、今回のコラボレーションを行うにあたり、従来のデザイン面と機能面を再考。その結果、シュガーボウル、ミルクピッチャー、花器、キャンドルホルダーと、シンプルなフォルムながらも、さまざまな側面をもつプロダクトになった。

さらにはハトの尾っぽの部分はグリップの役目となり、絶妙の角度のくちばし部分からはミルクをスムーズに注ぐことができるなど、機能面での向上も感じずにはいられない。

dieci代表の田丸祥一氏によると、「リサの強い希望もあり、前回同様、西山陶器さんにて製作をお願いしました。今回、モルド職人の方にも色々と相談し、リサが納得いく形のものを作る事が出来ました。本人もたいへん喜んでいます」とのこと。

手頃な価格帯と様々なテーブルトップを想定したカラーリングも魅力。平和を象徴とする鳥がモチーフなだけに、年齢問わず、お祝いやギフトにも喜ばれるだろう。

Lisa Larson × 波佐見焼「duva」

カラー|ホワイト、イエロー、ピンク、グレー
サイズ|7.0×13×6.5cm
価格|3500円(税抜)

dieci 芝川ビル店
大阪市中央区伏見町3-3-3芝川ビル 305号室
Tel. 06-6282-7334
http://dieci-cafe.com/

           
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