SHOWCASE|未来に向けた展覧会「SHOWCASE」開催
SHOWCASE
あらたなビジョンと創造する力をもった、未来に向けた展覧会
「SHOWCASE」開催
日本のファニチャーレーベル「E&Y」を主宰する松澤 剛氏、methodバイヤーの山田 遊氏、SOUP DESIGNアートディレクターの尾原史和氏。この3人が中心となって「未来への可能性と展望をもった日本のデザイナーと作家」を選定した展覧会「SHOWCASE」が、11月2日(土)から東京・渋谷space EDGEで開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
美と価値を集め、記すこと
デザインタイド(残念ながら昨年で終了した)など、90年代後期からはじまったデザインイベントの継続によって、“デザイン”というものが浸透た。現在、デザインの持つ可能性はあらゆる意味で大きく広がったと言っていいだろう。
「SHOWCASE」は、そのような局面を迎えていることを強く認識しつつ、あらたなビジョンと創造する力を備えた、未来に向けた展覧会。「来年以降は、さまざまな国との同時交流を目指します。まず今年は、デザインの可能性と展望を、そしてひとつの基準をもって、日本のデザイナーと作家を選び記しました。それぞれの実験と時代へのアプローチがみえてきます」と3人は言う。
第一回となる今回のラインナップは以下となる。ブランド「enamel.(エナメル)」を主宰する石岡良治氏と石岡紗佑里さん、インターデザインアーティストの織咲 誠氏、土器作家の熊谷幸治氏、ロンドンを拠点とするデザイナーのスズキユウリ氏、写真家の鈴木 良氏、グラフィックデザイナー・アートディレクターの長嶋りかこさん、建築家の中山英之氏、プロダクトデザイナーの藤城成貴氏が出展する。
「美と価値の交流の場がつぎの状況を促し、あらたな文化や思考のトレードを生み出す機会になれば」という3人の意気込みに期待したい。
展覧会「SHOWCASE」
会期|2013年11月2日(土)、3日(日)、4日(月・祝)
時間|11:00~20:00 (17:00~19:00はトークとなります)
会場|スペース エッジ
東京都渋谷区渋谷3-26-17 1F
入場料|1000円
(来場いただいた方に展覧会図録をお送りさせていただきます)
※展覧会終了後、約2カ月後の完成となります
www.showcase-web.com