51%|企画展「きっと誰かが拾ってくれる」開催
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彫刻のようで彫刻ではなく、工芸的なようでいて工芸とはまたちがう
企画展「きっと誰かが拾ってくれる」開催
「芸術って、なんだか説明するのは難しいけれど、小さくって、弱くって、はかない、ひょっとしたら誰に見向きもされないもののなかにもあって、そっちのほうがぼくたちにより親しく寄り添ってくれるんじゃないだろうか」――赤木明登
ライフスタイルをトータルで提案する東京・神保町「51% Tokyo(ゴワリイチブ トウキョウ)」にて、8月3日(土)より、企画展「きっと誰かが拾ってくれる」が開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by Tatsuro Hirose, SHINCHOSHA
現在発売中の『芸術新潮』掲載の作家の作品を一堂に展示
彫刻のようで彫刻ではなく、工芸的なようでいて工芸とはまたちがう――そんな「かけら」のようなものをつくる作家6人を、輪島の塗師・赤木明登氏が取材した記事が『芸術新潮』8月号(7月25日発売)に掲載されたのと連動した企画展「きっと誰かが拾ってくれる」。
秋野ちひろ(金工)、上田亜矢子(石彫)、熊谷幸治(陶芸)、林 友子(泥彩木工)、横内みえ(漆)、渡辺 遼(金工)の作家の作品とともに、赤木明登氏のオブジェ作品も特別に出展される。
8月3日(土)は全作家が在廊
主催する51% Tokyoでは、「日常のうつわや道具ではないものたち。どこか惹かれ、語りかけてくるような存在のものたち。そうしたものを自身の暮らしのなかに、どう持ち帰り、どう取り入れていくか。そんなことを思慮していただきながら、対峙する時間をお楽しみいただけましたら幸いです」と意気込みを語る。
イベント日|8月17日(土) オカズデザイン「レモネード屋」
作家在廊日|秋野ちひろ8月3日・4日・17日、上田亜矢子8月3日、林 友子8月3日・17日・9月7日、横内みえ8月3日・4日・17日、熊谷幸治8月3日、渡辺 遼8月3日 ※8月3日(土)は全作家が在廊
企画展「きっと誰かが拾ってくれる」
会期|2013年8月3日(土)~9月7日(土)
※毎週木曜、8月10~16日は休み
企画|Gallery SU(www.gallery-su.jp)
場所|51% Tokyo(ゴワリイチブ トウキョウ)
東京都千代田区神田神保町1-37 武田ビル 1階
Tel. 03-5577-6293
営業時間|12:00~20:00
http://5wari1bu.jp/