一号店である中目黒店がリニューアル。神山隆二と村上周によるエキシビション開催|BRICK & MORTAR
BRICK & MORTAR|ブリック&モルタル
メインは共作の壺。二人展「SHUT UP AND DRINK」
国境や様式の垣根を超えてプロダクトに新たな価値を見出し、現代に息づいているものをセレクトするショップ「BRICK & MORTAR」。2014年3月にオープンした中目黒店が、12月7日(金)にリニューアルオープン。こちらを記念し、神山隆二、村上周、二人のペインターによる合同展「SHUT UP AND DRINK」が開催される。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
会期中はライブペイント、ライブシルクスクリーンも
「BRICK & MORTAR 中目黒店」が掲げる新たなコンセプトは、“旬のアイデアを、新鮮なまま伝える場所”。お店=メディアとして、常に鮮度を意識し、編集を施しながら、柔軟に伝えていくショップを目指すという。
このたびのリニューアルを記念し、12月7日(金)~26日(水)の期間、神山隆二と村上周による展覧会「SHUT UP AND DRINK」が催される。
グラフィックデザインをバックボーンに、アパレル業界を経て、現在はアーティストとして素材を選ばず自由にインプロバイズする神山隆二。プロダクトブランド「amabro」での活動や独特の構築方法による作品で知られる村上周。対照的なスタイルを武器とする二人のペインターが、「うだうだと話す前にまずは飲め!(SHUT UP AND DRINK)」と酒席をきっかけに意気投合し、合同展の開催に至ったという。
本展のメインは共作の壺。有田焼の伝統的な技法に従いながらも、二人の表現を重ね合わせ、唯一無二のものが完成したという。会場では壺の他に、共作のキャンバス作品やアートピース(Tシャツ、ステッカー、焼物など)などが展示販売される。
会期中は公開制作やライブペイント、ライブシルクスクリーンなどイベントも多数予定。情報は各種インスタグラムでアナウンスされる。二人のペインターが装い新たな店内をどのように彩るのか、ぜひとも注目したい。
神山隆二 RYUJI KAMIYAMA
1972年、東京生まれ。シルクスクリーンアーティスト/ペインター。90年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ。ブランド「FAMOUZ」として裏原宿での活動を10年行う。活動後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを中心に東京での2003年初個展を皮切りに、SF、LA 、北欧などで展覧会を開催。近年は、国内での展示を中心に国内外での壁画やシ ョールーム、ウィンドウを描き続けている。また、石川顕、JERRY鵜飼と共に“ULTRA HEAVY ”としての活動も行っている。
http://ryujikamiyama.com/
村上 周 AMANE MURAKAMI
1975年生まれ。神戸芸術工科大学在学時にシルクスクリーンと出会い、イラストレーション、グラフィック デザインを学ぶ。同大卒業後、創作活動を始め、またデザイン事務所「AMDR」を立ち上げ、アートディレク ターとして活動。後に村上美術株式会社を設立し、同社オリジナルブランド「amabro」の監修を手がける。 また、ライフスタイルセレクトショップ「BRICK & MORTAR」と ベビーギフトセレクトショップ「GIVING STORE」を運営。なお、 2018年9月に「BRICK & MORTAR」2号店を日本橋髙島屋S.C.にオ ープン。
http://www.murakamiart.jp/
SHUT UP AND DRINK
期間|2018年12月7日(金)~12月26日(水)
会場|BRICK & MORTAR 中目黒店
東京都目黒区中目黒1-4-4
営業時間|12:00~20:00
TEL|03-6303-3300
BRICK & MORTAR 中目黒店