noon|nendoがデザインした5種類の腕時計「dark noon」コレクション
noon|ヌーン
文字盤とディスクをnendoがデザイン
5種類の腕時計「dark noon」コレクション
独自のディスクシステムを採用した腕時計を製造販売するデンマークのnoon社から、「gear」「chrono」「line」「numbers」「times」の5種類の腕時計「dark noon」コレクションが発表された。定番商品「No.17」の限定版として文字盤とディスクをnendoがデザインしたことで早くも話題だ。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by IWASAKI Hiroshi
ポップでモダンでユニーク。日本では8月10日(金)に発売予定
noonの腕時計は、革新的な時刻表示システム「kaleidoscope(カレイドスコープ)」を搭載。ユニークな文字盤とカラーリングで、本国デンマークでは"Little Furniture"の愛称で親しまれている。
本来は、着色された半透明のディスク同士がカラフルに重なり合うのが特徴だが、nendoのデザインではあえて透明感のある色彩を使わずに、「黒い面」と「白い線」、それとゴールドをアクセントに使うことで、noonオリジナルのディスクシステムを活かしながら、時の流れを知覚するあらたな表現に挑んでいる。
まるで時計の内部機構のような歯車が動き回る「gear」、クロノグラフ時計がモチーフでありながら、目盛りが分針、3つの小さな文字盤が時針になっている「chrono」、時針と分針がどちらも点線で表現されていて、ふたつが重なると一本の線になる「line」、3時、6時、9時、12時になると、切り欠かれたパーツ同士がピタリとはまって数字が読めるようになる「numbers」、小さな文字盤が12個あり、小さな時針がその上に重なって時間を表示する「times」の5種類がラインナップ。
「時計がアクセサリーとして使用されるならば、時計はもっと斬新で、ファッションやトレンドにマッチしなければならない。そして機能的であるとともに、楽しめるものでなくてはならない」というブランド創設者のMichael Slipsager自身の哲学は、特許取得の時計システム“カレイドスコープ”とデザイナーHenrik Srig Thomsenによって見事に具現されている。
noon
http://www.noonwatch.jp/
nendo
http://www.nendo.jp/works/detail.php?y=2012