逆に開き逆に閉じる傘「GAX UMBRELLA」が発売|GAX
GAX|ギャックス
雨天でのクルマの乗降車の利便性を追求
常識をくつがえす“逆さに開く傘”「GAX UMBRELLA」
雨降りの日にクルマに乗り降りするときに、傘でシートが濡れたり、傘を開くまでに濡れてしまったりという不快な経験は誰もがあるところ。そんな嫌な気分を解消してくれる“逆さに開く傘”「GAX UMBRELLA(ギャックス アンブレラ)」が発売された。
Text by YANAKA Tomomi
複雑な機構でありながらうつくしいフォルムも実現した“究極の傘”
「GAX UMBRELLA」はクルマに乗り降りするひとのための傘として誕生した。逆に開く傘は、ふつうの傘では“雨の日のクルマの乗り降りのさい、濡れてしまうことで不快に感じてしまう”というだれもが感じたことがあるであろう、素朴なストレスから生まれ、約10年もの歳月をかけて開発されたという。
濡れずにすむ仕組みは、雨で濡れる部分が畳むと傘の内側になるため、外側は濡れるておらず、クルマのシートを濡らさずに立てかけられるというもの。この仕組みは、降りる場合もドアを少し開けるだけで、クルマのボディーに傘布が触れることなく傘を開くことができ、降車時も濡れずにすむ。
傘骨には特殊樹脂を、親骨には軽量で強度のあるカーボンファイバーをもちいるなど、素材を吟味し、隅ずみまで精緻に設計され、傘骨を的確に制御することに成功。世界初の機構として、パテントが取得されているという。
また、グリップ部分をオフセットさせることで全長を短く抑えることができることも特徴のひとつ。同時に、特殊な機構を備えながら、従来の傘と変わらないうつくしく、スリムなフォルムを実現した。
カラーバリエーションは内布がブラックで外側がレッドの組み合わせと、内布・外側ともにブラックの2種類を展開。シャフト(柄)の部分は、傘では珍しい角形のアルミパイプを採用し、赤いアルマイト加工をほどこしている。
発想の転換ともいえる手法で、クルマの乗降時のストレスを解決した斬新な傘。発想はもちろん、デザイン、そしてカーボンなど特殊な素材を使用した、おもわず唸りたくなる“クルマのための究極の傘”といえるのではないだろうか。
GAX UMBRELLA (ギャックス アンブレラ)
GAX G-1
カラー|レッド×ブラック(CAMELLIA RED×BLACK BAT)、ブラック×ブラック(BLACK BAT)
長さ|約93cm
重さ|約630g
直径|約105cm(オープン時)
素材|ポリエステル(傘の生地)
価格|3万6720円(税込)
ユートレーディングコーポレーション
Tel. 0568-29-6692
http://gaxumbrella.com