戸建リフォームに最適な省スペースのホームエレベーターを発売|Panasonic
DESIGN / PRODUCT
2015年7月7日

戸建リフォームに最適な省スペースのホームエレベーターを発売|Panasonic

Panasonic|パナソニック ホームエレベーター

わずか一畳のスペースで設置できて“押入れリフォーム”におすすめ

戸建のリフォームに最適な省スペースのホームエレベーターが登場

松下電工時代から国内で累計6万台以上のホームエレベーターの販売実績をもつ、パナソニック ホームエレベーターが、押入れを活用したリフォームに最適なわずか“一畳のスペース”で設置可能なホームエレベーター「1608ジョイモダンS200V」を発売した。2階建て住宅のバリアフリーリフォームに適応する。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

省スペース・省施工・省エネを実現

高齢化が進むなか、戸建住宅(個人住宅)では、相続税対策での「多世帯住宅」や、資産運営のための「併用住宅」の増加、新築時に将来のリフォームを見越した建築などの傾向が強まり、ホームエレベーターを設置するリフォームも増えているという。

国内のホームエレベーター供給のトップシェアメーカー、パナソニック ホームエレベーターでは、既成の住宅にある押入れに着目。すでに発売されているモデル「1212・1214ジョイモダンS200V」で好評の機器類を小型化・薄型化し、建築工事の省施工を実現したピット寸法(最下階床下寸法)200mmの技術を応用して、“押入れリフォーム”によるホームエレベーターの設置を実現した。さらに油圧機器をスリム化、機器レイアウトを改良して、従来品に比べて3日間の工期短縮を図り、コスト軽減を可能にした。

パナソニック|ホームエレベーター

パナソニック|ホームエレベーター

エレベーターの構造とは

ホームエレベーターには、油圧ジャッキに送り込むオイル量を制御することでジャッキが伸び縮みし、その力でカゴを昇降させる、2階建て住宅や戸建リフォームに適した「油圧式エレベーター」、巻き上げ機の回転を制御することでワイヤーロープを上下させ、その力でカゴを昇降させる、3~4階建てに適した「ロープ式エレベーター」がある。ちなみに、ビルやマンションに採用されているのは、カゴと釣合おもりの重量をバランスさせ駆動させる「トラクション式」が採用されている。

これまで、リフォームなどでホームエレベーターを設置する際は、住宅の基礎を掘り下げる工事が必要で、基礎のハツリ(コンクリートを削る工事)が工期やコストを押し上げていた。ホームエレベーター「S200」シリーズでは、工事のハードルを大幅に引き下げた。エレベーター設置をあきらめる理由としてあげられてきた、「上下貫通のエレベータープランが作成できない」「建築工事が大変」「基礎をハツリをできるだけ避けたい」「価格が高い」といった懸念を解消している。

わずか一畳のサイズの押入れに納まる省スペース設計

新モデル「1608ジョイモダンS200V」は、2階建て専用の2人乗り(積載量150kg)タイプながら、一畳サイズの押入れに納まる省スペース設計・基礎工事9日間(ハツリ2日・掘り下げ1日を含む)、従来品より建築費約37万円(25%)削減(パナソニック ホームエレベーター調べ)を実現。1カ月の電気代440円/月(1日20回の使用)の省エネも可能にした。

一畳の間口1間(1820mm)奥行半間(910mm)以内に納まるため、押入れ(間口1800mm×奥行900mm程度)などを有効活用でき、省設置スペースながらも、簡易型介助式車椅子(全幅430mm×全長730mm以下サイズ)での乗降が可能。また、パナソニックならではの技術力を活かしたドアデザインとカラーのバリエーションが豊富で、戸建住宅内に違和感なく設置できる点も魅力だ。

ホームエレベーター「1608ジョイモダンS200V」
希望小売価格|285万円~295万円(税抜・エレベーター据付費込み)
駆動方式|油圧式

問い合わせ

パナソニック ホームエレベーター

Tel. 06-6908-1131

http://sumai.panasonic.jp/elevator/

           
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