“ニューヴィンテージ”自転車「クレム・サイクルズ」の2015年モデル発売|CREME CYCLES
CREME CYCLES|クレム・サイクルズ
クラシックなディテールが美しい“hand-built in Europe”ブランド
ポーランド発の自転車「クレム・サイクルズ」の2015年モデル発売
ポーランドの自転車ブランド「CREME CYCLES(クレム・サイクルズ)」が、ニューカラーや限定モデルなどを揃えて、2015年のモデルを発売。欧州で“ニューヴィンテージ”のバイシクルトレンドを牽引するクレム・サイクルズの新作は、さっそく東京・二子玉川の蔦屋家電内「Apple Authorized Reseller」に展示されるなど、日本でも注目の存在だ。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
欧州の“ニューヴィンテージ”ブームを牽引する若きバイクブランド
ラグ溶接のクロモリ(クロムモリブデン鋼)をはじめとした、スチール製の古き良き時代の美しいディテールを、現代の街乗り自転車に落とし込んだフォルムが人気を呼んでいる「クレム・サイクルズ」。“hand-built in Europe(ハンドビルト・イン・ヨーロッパ)”のコンセプトのもと生産される自転車は、欧州マーケットで拡大している“ニューヴィンテージ”ブームを牽引している。
クレム・サイクルズは、長年マウンテンバイクビジネスに従事してきた自転車好きのふたりが屋根裏部屋で見つけたヴィンテージバイクにインスパイアされて、2009年に誕生した。1950~60年代製の自転車に散りばめられた美しいディテールに衝撃を受け、同時に、その美しいディテールを宿し、現代の環境に合った自転車をつくろうと温めていたアイデアを具現化したものだ。
快適に走ることのできる実用性とクラシックスタイルが共存
「VINYL(ヴァイナル)」は、クラシックなフィックス(固定)ギアのトラックバイクで、今日ではあまり見ることのできない美しいラグドスチールのフレームとフォークを軸に構成。フィックスギアならではの走りが楽しめ、好みやローカルルールに合わせてパッケージに含まれたフリーホイールとブレーキを使用できる。
1950年代・1960年代製の配達用自転車のデザインを取り入れた「CAFERACER(カフェレーサー)」は、フロントラックにバッグや荷物を載せることができるなど、実用性にも優れたモデル。いっぽうでハンドポリッシュ仕上げのリムやラグドフレーム、フォークなど、現代の自転車が失いつつある磨き抜かれたディテールがふんだんに散りばめられている。
クラシックなオランダスタイルの自転車デザイン
クラシックなオランダスタイルの「HOLLYMOLLY(ホーリーモーリー)」は、ラグドフレームを採用し、洗練されたレトロテイストを醸し出すためディテールにこだわったモデル。クレム・サイクルズでは、「ホーリーモーリー」をソポト(ポーランドのバルト海に面した観光都市)のシーサイドリゾートにあるお気に入りのレストランに出かけるためのイブニングクルーザーとして使用しているという。
「TEMPO(テンポ)」の綿密に考え抜かれたフォルムと機能性と、デカールからナット、ボルトまで、美しく輝くディテールには目を見張る。スタイルを決定づけるTIG(アルゴン)溶接スチールフレームのシンプルな美しさも特徴のひとつ。一般的なアルミニウム製フレームよりも滑らかな乗り心地で、快適な走行性も兼ね備える。
問い合わせ
ジック・ジャパン
Tel. 03-6435-1410
http://cremecycles.com