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INTERIOR
2015年1月13日
METROCS|メトロクス東京で「Artifort - Pierre Paulin Fair」開催
METROCS|メトロクス
フランスを代表するデザイナー、ピエール・ポランの名作を台数限定で展示、販売
メトロクス東京で「Artifort - Pierre Paulin Fair」開催
オランダの家具ブランド「Artifort(アーティフォート)」から発表されているピエール・ポランの名作の数々を台数限定で展示、販売する「Artifort - Pierre Paulin Fair」が、10月1日(水)からメトロクス東京で開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
日本国内でピエール・ポランの作品が集結する、またとない機会
ピエール・ポランは、ミッドセンチュリー期に活躍したフランスを代表するデザイナー。パリのエコール・カモンド校で家具の伝統と製法を学び、1950年代にフランスのトーネット社、1960年代にはオランダのアーティフォート社などで、数多くの家具デザインを手がけた。
1965年には、造形的かつ座り心地も優れた「リボンチェア」を、翌年にはその名の通り“舌”を思わせる「タンチェア」など自身の代表作となる椅子を発表。それらの作品は、彫刻家を志していたポラン特有のオーガニックデザインとなっている。
オランダのアーティフォート社は、芸術性(Art)と心地よさ(Comfort)という理念をもち、1890年に室内装飾会社としてスタート。1930年からは、家具の製造も手がけるようになり、他とは一線を画す独創的なデザインの家具を発表し、一時代を築き上げる。
アーティフォート社の製品は日本国内ではあまり流通していないので、今回の展示販売会は貴重な機会。展示品は展示会で使用された製品のため、今回限りの特別価格で提供されるのも見逃せない。