心地よく幸福感に包まれる“上質リネン”のホームライフスタイルブランド|GRAND FOND BLANC
GRAND FOND BLANC|グラン フォン ブラン
コンセプトは「ファースクラスの贅沢を日常に」
“上質リネン”のホームライフスタイルブランドがデビュー
世界の一流ホテルで使用されるファブリック製品の企画デザインを長年手がけてきた笹木美保子氏が代表を務めるアトモスフェール・ジャポンは、オリジナルブランド「GRAND FOND BLANC(グラン フォン ブラン)」を間もなく本格展開させるという。ヨーロッパを中心としたヴィンテージの布製品集めを趣味とする、「自他ともに認める麻マニア」である笹木氏の手腕が存分に活かされたベッドリネンやテーブルリネン、ウェア類が登場する。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
素敵に暮らすことを「リネン(亜麻)」で提案
「グラン フォン ブラン」が展開するベッドリネン(シーツ、デュベカバー、ピローケースなど)の使い心地は、まさにラグジュアリーホテルのベッドの寝心地のイメージそのまま。旅先でベッドに入った瞬間に感じるさわやかな触感、肌から清潔感が伝わってきて、夏はひんやりと涼しく、冬は暖かく静電気が起きないので安眠ができ、肌に優しい。そんな極上の質感をあたえてくれるのは、こだわりの最上級イタリア製リネン(亜麻)だ。
「一日のはじまりと終わりを、素晴らしい白=GRAND FOND BLANC(グラン フォン ブラン)で」というおもいから名づけられたブランドは、最高の心地よさとやすらぎをまとう上質なリネンをもちいて、毎日の生活の根幹のひとつである睡眠にフォーカス。メンズ・ウィメンズのホームウェアやテーブルリネン(テーブルクロス、ナプキン、カクテルナプキン)なども取り扱う。
やわらかく丈夫で、心地よい肌触りの麻「リネン」
日本で「麻」といえば、夏ものの素材として認識されているが、じつは20種類近く存在し、その用途はさまざま。ただ一般的に、暮らしのなかで触れることができる麻は、「リネン(亜麻)」「ラミー(苧麻・ちょま)」の2種類だという。
「リネン」は、人類最古の繊維といわれ、3万年以上前から存在し、エジプトの神事やヨーロッパでの婚礼、現代では王室での正式な晩餐会などで使用されている。北ヨーロッパの涼しい地方で栽培される一年草の植物「亜麻(アマ)」が原料で、“The Noble Fiber(高貴な繊維)”と呼ばれるほど気品に溢れ、優美な素材として、世界の名門ホテルの寝具やテーブルウェアとして使われている。
いっぽう、「ラミー」は高温多湿な東南アジアなどで栽培される多年草の植物が原料で、一般的に見かける麻布などに使われている。ざらざらしてコシがあるのが特徴で、「麻」といえばこちらをイメージすることが多い。
「リネン」はやわらかく、かつ耐久性に優れ、なめらかで肌心地よい。一般的な麻のイメージとはちがい、一年中使えてシワになりにくく、丈夫で手入れもらくらく。さらに、抗菌・防虫・防臭作用をもち、とくに寝具や肌着に適している。
「グラン フォン ブラン」では、日本の風土・気候にフィットした繊維、この「リネン」をもちいて、“Luxury Line Life”を提案していく。来年2月から全国の主要百貨店やセレクトショップ、公式オンラインショップなどで販売をスタートする予定で、公式サイトでは今月より随時情報が更新されるという。
アトモスフェール・ジャポン
Tel. 03-6804-1107
http://www.grandfondblanc.com/