高須学(TGD)×坂下和長(CRITIBA)プロダクトデザイン二人展が開催|EXHIBITION
EXHIBITION
テーマは「シンプルなもの。そしてその向こう側にあるもの」
高須学×坂下和長 プロダクトデザイン二人展が開催
福岡を拠点に活動するインテリア・プロダクトデザイナー高須学氏(TGD)と、プロダクトデザイナー坂下和長氏(CRITIBA)によるプロダクトデザイン二人展「-ビヨンド ザ シンプリシティ-」が、10月30日(金)より、渋谷ヒカリエ 8階の「aiiima3」で開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
二人のデザインに共通するキーワードは「シンプル」
高須学氏は、家具メーカー「COMMOC(コモック)」で新作のPROP tableのデザインや、カッシーナからも商品を発表しているが、本展ではそれらのほかに今年のミラノサローネで発表したスツール「AXIS OF ROATATION」を国内初展示。その他近作も展示する。
坂下和長氏は、今年ドイツの「red dot award」を受賞したクリスタルの一輪挿し「SHALLOWS」の展示をはじめ、アルミ鋳物、鋳鉄、木などさまざまな製法・素材をもちいたプロダクトを展示する。
2人がかんがえる「シンプル」の向こう側とは
2人のデザインに共通するキーワードは「シンプル」で、彼らのかんがえる「シンプル」とは、「簡素な」という意味の表現ではなく、その解釈や手法によって、さまざまな拡がりと奥行きをプロダクトにもたらす。
素材、製法、仕上げ、または使い手や作り手からの視点など、さまざまなコンテクストからデザインされたシンプルなプロダクトは、感動や驚きを直接的に相手に伝える力をもっている。 2人がかんがえる「シンプル」の向こう側を見にいこう。
高須学(TGD)|TAKASU Gaku
インテリア・プロダクトデザイナー
1974年福岡生まれ。九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒業。「シンプルに、永く、美しく」をデザインコンセプトに、ひとと空間、ひとと時間など、つねにひとを中心とした心地いい「間」のデザインを追求している。 www.gaku-design.com
坂下和長(CRITIBA in FCAST)|SAKASHITA Kazunaga
プロダクトデザイナー
1976年福岡生まれ。西南学院大学商学部卒業。素材の特性や異素材同士の関係性、そのもののもつ背景やストーリーをふまえ、シンプルだが奥行きのあるデザインを目指している。 www.critiba.com
Gaku Takasu×Kazunaga Sakashita Exhibition
Beyond the simplicity
高須学(TGD)×坂下和長(CRITIBA)プロダクトデザイン二人展 -ビヨンド ザ シンプリシティ-
会期|2015年10月30日(金)~11月3日(火・祝)
時間|11:00~20:00
会場|渋谷ヒカリエ 8階「aiiima3」
東京都渋谷区渋谷2-21-1
aiiima3
Tel. 03-5468-5892
http://www.hikarie8.com/home.shtml