未来へつながる竹工芸の世界「bamboo works 世代と国境を越える竹工芸」開催|METROCS
METROCS|メトロクス
別府竹細工 伝統工芸士の大橋重臣氏が指導するワークショップも開催
「bamboo works 世代と国境を越える竹工芸」開催
東京・新橋にあるメトロクス東京で、“竹工芸とモダンデザインの融合”をテーマとするエキシビション「bamboo works 世代と国境を越える竹工芸」が10月24日(土)から開催。今年6月に復刻した近藤昭作氏のSKランプにくわわるニューモデルや、若手竹工芸グループ「BAICA」のメンバーが手がけたウォールオーナメントを発表する。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
世代を超えたマイスターが集結
近藤昭作氏が1960年代に発表し、職人の後継者不足により2008年に惜しまれつつも生産終了となった「竹のあかり」シリーズが、今年、近藤氏の指導のもと、別府の若手竹職人へ技法が継承され復刻が実現した。
本展では、近藤昭作氏、別府竹細工 伝統工芸士の大橋重臣氏を中心とする別府の若手竹職人グループ「BAICA(バイカ)」にスポットを当て、世代を超えたマイスターたちによる伝統工芸とモダニズムの融合をテーマとする。
世代と国境を越える竹工芸の可能性
近藤氏、大橋氏の作品はもちろん、BAICAが手がけたアンジェロ・マンジャロッティのバンブーランプシリーズの展示や、ノグチ財団の依頼により近藤氏が手がけたイサム・ノグチのバンブーバスケットチェアの製作経緯を試作サンプルとともに紹介。モダニズムの巨匠らが魅了された“世代と国境を越える竹工芸の可能性”に触れることができる。
<ワークショップ>
大橋重臣氏の指導のもと、竹を編んで花籠「四海波」を製作。作った花籠はもち帰ることができる。参加希望者はHP(http://www.kokuchpro.com/event/bambooworks/)より事前に申し込みが必要。
2015年10月31日(土)
第1回目 10:00~12:00、第2回目 13:30~15:30、第3回目 16:00~18:00
2015年11月1日(日)
第1回目 10:00~12:00、第2回目 13:30~15:30、第3回目 16:00~18:00
定員:各回8名、参加費:2000円、会場:メトロクス東京
「bamboo works 世代と国境を越える竹工芸」
会期|2015年10月24日(土)~11月3日(火)
※10月29日(木)はレセプションパーティーのため招待客のみ
※10月28日(金)、10月30日(土)はパーティーおよびワークショップ設営のため休業
※会期中は日曜、祝日も営業
営業時間|平日 12:00~18:00、土・日・祝 12:00~19:00
会場|メトロクス東京
東京都港区新橋6-18-2
メトロクス東京
Tel. 03-5777-5866
http://metropolitan.co.jp/exhibition/bamboo_works/