今年の「MAIN」は外苑地区まで参加ショップが拡大、11月に2日間開催|MAIN
MAIN|Minami Aoyama Interior Network
青山のショールームを訪ねて、質の高いインテリアを体験しよう
今年の「MAIN」は外苑・南青山地区で2日間開催
2013年に南青山エリアではじまったイベント「MAIN(Minami Aoyama Interior Network)」。今年はあらたに外苑地区のインテリアショップが参加し、11月26日(木)に外苑地区、11月27日(金)には青山地区と2日間開催される。仕事帰りに各ショールームを訪ねて、それぞれに魅力溢れる“本物で本質”のインテリアに実際に触れてみよう。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
参加ショップは夜9時までオープン 「ショールームへようこそ」
外苑地区と南青山地区のインテリアショップ数社が共同で開催する「MAIN」。各地区ごとにおなじ時間帯にレセプションを催すので、一度に複数のショップを訪れることができる。
MAINの発起人でディレクターのジョー スズキ氏は、2015年MAINのプレス発表会で、「昨年のMAINは延べ3000人を超える方が各ショールームを訪れるという盛況で終わりました。今年は要望の高かった外苑西通り・神宮外苑が“外苑地区”としてひとつにまとまり、11月26日(木)に開催。翌日に南青山地区での開催となります。
一昨年、昨年は10月のデザインウィーク期間中に開催しましたが、11月下旬に実施することで、よりゆったりとインテリアショップをめぐっていただけます」と語る。
11月26日(木)開催 「外苑地区」の見どころ
「アクタス青山店」では、ブロイヤー、ミースなど当時のバウハウスデザインの家具をいまなお製造するだけでなく、その哲学を継承した新作を発表しつづけるドイツの「TECTA」社にフォーカス。プロダクトの展示のほか、次の継承者となるクリスティアン・ドレッシャー氏が来日し、トークイベントを開催予定。
ウイルクハーンの「Wilkhahn Forum Tokyo」では、今冬より販売がスタートする新作ワーキングチェア「IN」を展示。ウイルクハーンジャパン創立20周年を記念し、ドイツ本国のアーカイブのなかから貴重なコレクションも展示を予定する。
「カール・ハンセン&サン フラッグショップ・ストア」では、デンマークのフリッツ・ヘニングセンが1954年に手がけ、今春ミラノサローネで話題となった椅子「シグネチャーチェア」が日本初登場の予定。
ノールの「Knoll Store 青山本店」では、デザイナー、ハリー・ベルトイア生誕100周年を記念して、ワイヤーチェアをはじめとした名作家具を中心に、ベルトイアの世界観を披露する。
YAMAGIWAの「yamagiwa tokyo」の展示テーマは、「現代の住空間と和風照明の融合」。日本を代表する建築家、吉村順三、村野藤吾が手がけた和風照明や、京都の指物工藝の老舗「和田卯」の照明に、Walter Knoll、zanottaなどヨーロッパの家具を合わせたスタイリングを提案する。
11月27日(金)開催 「南青山地区」の見どころ
IOCの「アイオーシー東京ショールーム」では、自然素材の質感を大切にしたフローリングなどを紹介する。
「LE STANZE(レ・スタンツェ)」のショールームは今年9月にオープンしたばかり。日本発のオリジナル家具ブランドで、デザインを手がける鈴木一司氏は、国内の家具製造工場の商品開発者でもある。
ジェルバゾーニの「GERVASONI TOKYO」では、今春ミラノサローネで発表された新作が登場。
フレックスフォルムの「FLEXFORM TOKYO」では、今春ミラノで発表された新作がお目見えする。MAIN開催に合わせ、サローネ会場の施工をおこなうデザインチームが来日し、店舗を改装。本国からの建材をもちいて、アントニオ・チッテリオ氏の手がけた最新のCIを表現する。
「MAIN(Minami Aoyama Interior Network)」
外苑地区
開催日|2015年11月26日(木)
時間|17:00~21:00
場所|各ショールーム
参加ショップ|アクタス、ウイルクハーン、カール・ハンセン&サンズ、ノール、YAMAGIWA
南青山地区
開催日|2015年11月27日(金)
時間|17:00~21:00
場所|各ショールーム
参加ショップ|IOC、LE STANZE(レ・スタンツェ)、ジェルバゾーニ、フレックスフォルム
MAIN参加各ショールーム
maintokyo.com