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2015年4月17日
2013 ミラノサローネ 最新リポート|Desalto
Desalto|デサルト
特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2013
吉岡徳仁デザイン「Element」発表
メタルやガラス、ポリプロピレンなどモダンファニチャーには欠かせない素材を用いてコンテンポラリーデザインの家具を数多く発表している「DESALTO(デサルト)」社より、ミラノサローネ2013にて吉岡徳仁氏がデザインを手がけた「Element」が発表される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
まるで彫刻のような造形の家具コレクション「Element」
ミラノサローネ2013では、イタリアのカルテル社をはじめ、そのほかのメーカーからも新作17点を発表する吉岡徳仁氏だが、革新的なメタル技術を得意とするデサルト社から発表される「Element」は、吉岡氏の今回のミラノサローネ出展作品のなかでも力の入った、椅子やテーブルなどいくつものデザインからなるコレクション。
これまで取り組んできたクリスタライズドプロジェクトの研究と実験のなかから発展し生まれた「Element」は、自然の結晶構造にインスピレーションを受け、自然のもつランダムな調和と美しさを取り入れている。
メタルの特殊加工技術によって特別な素材感をもち、まるで重力から解放されたかのような彫刻的な造形の家具となっている。